【つの版】ウマと人類史EX34:以仁王乱
ドーモ、三宅つのです。前回の続きです。
平清盛と平家一門は後白河院派と協力して国政を牛耳り、日宋貿易によって巨万の富を貯えました。しかし後白河院派は次第に平家と対立するようになり、両者の亀裂はやがて臨界点を迎えます。
◆鎌◆
◆倉◆
院政停止 鹿ヶ谷の陰謀事件により、平家の力は後白河院派を圧倒します。平家は高倉天皇とその皇太子・言仁親王を擁し、院の近臣を朝政から排除していきました。後白河院は平家との協力関係を修復しようとつとめますが、治承3年(1179年)6月に清