パーソナルカラー診断を受けて5ヶ月経ちました
誕生日は7月でしたが、パーソナルカラー診断に行ってきた話をします。
今回私が受けたパーソナルカラー診断は、始めにゴールド or シルバーのどちらがより映えるかを診たあとで、オーソドックスな色(白、赤、青、黄、緑、紫)を4色ずつ当てて所謂フォーシーズンを判別し、その後より細かく似合う色/似合わない色を診断する方法で行われた。
まず、ゴールドとシルバーの布の上に手をパーに広げて置き、どちらが映えるかを確認する。「どちらかというとシルバーの方が肌が奥から輝いているようにみえるし、肌理も細かく、赤みも目立たないように思えます!」とイメージコンサルタントの方談。自分ではよく分からないものの、手をクロスしてそれまでとは逆の手を各色に置くと、確かにシルバーの方がなんとなくしっくりくるような気がしてくる。
次に、基本カラー(白、赤、青、黄、緑、紫)を4色展開にしたものを当てていき、フォーシーズンを判別することになった。よく聞くスプリング、サマー、オータム、ウィンターというやつである。あの区別は明度と彩度の高低で分かれるのだそう。
始めの色は白だった。まっさらな白→オフホワイト→アイボリー→クリーム色の順番で宛がわれる。ウィンター→サマー→スプリング→オータムの順ということだったが、後半に行くにつれ、明らかに顔色の映りが悪くなるのが分かった。輪郭はぼやけ、瞳の色は鈍り、肌は赤みが出たり逆に土気色が目立ったり、クマがはっきりと現れる。ここまで違うものか、と驚いた。
オーソドックスな色を次々に宛てがわれていくが、もう明らかにスプリングとオータムが似合わない。これはもしやブルベと言うやつか!?と思っていたら、予想通り「ブルーベースですね!」との言葉が出た。世の女子の中には憧れに近い感情さえある、ブルベ。この私が。なんだか選ばれし者のように思えて気分がいい。
その後、より細かく似合う似合わないの判定をして貰う。私が特によく似合う色は以下の写真の色なんだそうだ。
一番上は白のように写っているが、正しくはペールグリーンのような色だ。この中でも特に上から3番目のロイヤルブルーが似合うそうで、「結婚式のお色直しで是非!」とリコメンドされた。そうしたいのは山々だが現状相手がいない。見てお分かり頂けるかと思うが、最終的に私は「ウィンター」、それも濁りの苦手なタイプと診断された。ウィンタータイプはフォーシーズンの中で最も黒が似合うタイプだそう。黒の服を選びがちであるとは自分でも感じていたので、かなり納得の結果だった。診断を受けた日もたまたま黒のシンプルなサックワンピースを着ていたのだが、「バッチリです!」とお褒めの言葉を頂いた。
服装としては麻のようなマットな素材は避けた方が良いとのこと。言われてみれば、リネンのブラウスなんかがどうもしっくりこないことが多かった。マットがNGなのはメイクにも通ずるようで、確かに私はとんでもなくマットリップが似合わない。手持ちのリップも透け感のあるレッドや青みピンクが多いのだが、それはOKなチョイスだったようだ。無意識に自分の似合うものを選別できていたようで嬉しかった。
ただ例外もあって、例えば"必携"シャドウとして名高いルナソルのスキモデ。デイリーに使ってはいたものの何となく似合わない気がしていた。Google先生に聞いてみると、ルナソルにはイエベ向けの色出しが多いらしい。同じブラウンでも、イエベ向けとブルベ向けに分かれるなんて知らなかった。
最後にコーディネーターの方は、「似合わない色」との付き合い方を教えてくれた。私は特にオレンジやテラコッタといったカラーが鬼門だが、苦手な色は顔から離し(例えばボトムスやバッグ、靴で取り入れる)、その他の部分を黒やクールめのアクセサリーなどの「得意」で合わせれば着こなせるという。その逆を利用する手もあって、例えばあえて自分の苦手なカラーで全身を固めることで、人々になんとなく違和感を抱かせ印象づけるような方法もあるそうだ。政治家なんかにその手法を使ってるのでは?と思うことがあると言う。とにかく、中途半端な着こなしをするのが一番印象が薄くなる、そう教えてもらった。
5ヶ月経った今、少しすつ服やコスメの断捨離を始めた。どうせなら自分の似合うモノだけを纏って、今よりもほんのちょっと自分を好きになりたい。先日、思い切ってビビットピンクのニットを買ってみた。これまでなら絶対に手に取ろうとは思わなかった色だ。
本当に自分にこんな派手な色が似合うのか、まだなんとなくソワソワして落ち着かないけれど。身長が3センチ伸びたような、そんな背伸びした感覚に慣れてきた頃、自分に自信を持てるようになっていたらいい、今は心からそう思う。
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