億トレシミュレーション
FXやってる人みなが目指すのは億トレですよね。
超簡易ロジックで億を目指せるのか、期間のシミュレーションをしてみたいと思います。
手法とか環境認識も大事ですが、その前に期待値が大事だよね、というよくあるお話し。暇な人だけお付き合いください。
まずはロジックの定義から。
超簡単にしなくてはいけませんし、いちいち線を引いたりするのは面倒なのでオシレーター1つで判断するロジックにします。
使うオシレーターはこちら。
以前に自作したやつ。記事後半まで読んだ方にはプレゼント。
ロングで解説します。
ルール
1時間足で赤線が2本の線を上抜いたことを確認
5分足でも赤線が2本の線を上抜いたらエントリー。
以上。
さすがにこれだけじゃ負けすぎそうなので
・2本の線が50以上で赤線に抜かれたらノーエントリー。
こういうとこ。2本を上抜いたから上目線、とはせず行き過ぎと判断。
50以下まで待つこととします。
1時間の赤線が80以上の場合のロングはノーエントリー。
GC(ゴールデンクロス)中ですがこれも同じく行き過ぎとみます。
損切
直近安値
利確
損切×3
RR1:3にします。
1:1.5までのびた時点でブレイクイーブンにします。
損切までが直上直下すぎる(1.5ドル未満)場合は3ドル離した位置を損切位置とします。
エントリー後にオシレーターが反対方向にクロスしても利確しません。
損切か、建値か、利確のみ。微益撤退しません。
1時間足で赤線が二本を割っていても3本全てが真逆を向いている場合はエントリーしません。
ここでのローエントリーは見逃し。
まずは検証から。
5分足チャートが8月28日までしか残ってませんのでこの日から振り返ってみます。
左画面が1時間足
右画面が5分足です。
縦線の位置が同期されています。
左1時間が赤線が上。
その後右5分でも赤線が上。エントリーとなります。
赤ラインが損切箇所。エントリー位置から損切までの3倍の値幅を狙います。
ここでは問題なく伸び利確となっています。
サクサクいきます。
ポジション保有中であろう場面でもカウントしていきます。
勝
かち
勝
負
勝
勝
負
勝
ここの箇所はリアル相場だと1時間がまだクロスしきっていない可能性がありますが、検証なので仕方ないとします。
建値
損切
損切
損切
損切
利確
損切
利確
直近安値がないので3ドルに設定
利確
売りポイントですが1時間3本上向きなのでスルー箇所
移行スルー箇所は飛ばします。
建値
損切
損切
建値
建値か損切。損切にカウントします。
勝
負け
負け
勝
勝
負け
建値
損切
利確
損切
利確
利確
建値
利確
損切
建値
損切
損切
損切
損切
建値
かち
まけ
かち
まけ
まけ
かち
建値
かち
まけ
かち
かち
負け。
8/28~9/18
16日間
56エントリー
勝 23
負 25
建値 8
勝率 48%
見て頂ければわかりますが、オシレーターですから惜しいところで負けたり、ダイバージェンスで連続で負けたり、早朝深夜のダラダラ動きで負けたりしています。
一切の裁量要素はないですし、オシレーター1個しか使ってませんがリワードは3なのでこれだけやってれば効率は悪いですが地道に増えます。
ここからが本題。
56回の検証は少なすぎますが、一旦期待値を出してみます。
毎回1万円のリスクを取ってたとすれば5割の確率で3万円かえってくるわけですよね。
この場合の期待値は7,857円です。(30000×23-10000×25÷56)
期待値は何百回と同じことを続けていった場合に、一回のエントリーで得られるであろう金額のことです。
週に約25回エントリーできてますから
週に増えるであろう金額は
7857×7=54999円
1年続ければ
54999×52=285万9948円です。
資金がどれだけ増えようと毎回1万円のリスクをかけていたらです。
これを複利で運用するとどうでしょう。
では現実的に資金100,000円
リスクを3%とします。
初回エントリーは3000円失うか、9000円得られるか、ってことです。
負ければ次のリスクは2910円を失うか、8,730円を得るかとなってくわけですね。
3,000円固定だった場合の期待値は1232円です。
つまり固定であればエントリーするたびに、1.23%資金が増えていく期待値ですね。
厳密には計算が違いますが、1.23%を複利で回したらどうなるか。
566トレード目には資産1億超えてます。
検証画像みて頂くと分かりますが、56エントリーの中には深夜や早朝なんかも含まれます。ですから実際にエントリーできるのは週に15回程度でしょうか。
566回こなすには約1年くらい。
で、億トレです!
・・・・・・・え?(笑)
はい、当然そんなわけないですね。
これは全部勝ってる計算ですからね。
実際には負けトレードもあるわけです。勝率は48%でしたから単純に倍は必要。
さらに負ければ資産は1%減るわけで、次に勝っても増えるのは2%となります。2歩進んで1歩下がるを5割の確率で繰り返していくわけですからね。これをどう計算すればいいか分かりませんが、最低でも4倍くらいの試行回数がなければ1億にはいかないんじゃないかと。
つまりこのトレードロジックと資金管理で億トレになるには最低でも4年はかかっちゃうんですね。
で、ここで大事なのが
4年で10万が億になるんだったらすごいロジックだ!と思える人は良いんですが、
4年もかかるんじゃ糞ロジックだわ、と思ったあなたが口座を飛ばしたことがあったり、年収支マイナスが続いているのであれば考え方を改めた方がいいかもしれないですよってこと。
このオシレーターでやってみたい!という方はオシレーターあげます。
別にこのオシレーターでなくてもMACDでもRCIでもなんでもいいと思います。ただ、このオシレータは昔になんやかんやと作ってちょうどいい塩梅がこの数値だったというだけですので。
15分×1分とかでやればさらに試行回数は増えます。5分もそうですが追加でフィルターや工夫は必須ですが。
今回の検証で使った赤線が二本を抜く、というトリガーだけでは当然非効率過ぎます。チャート分析は必須だと思いますが、もしロジックだけでやりたいんだ!という方は以下2つを参考にしてもてもよいかと。
ショートで解説します
①
・20以下から上昇し、赤線が二本を下抜く(ここではエントリーしない)
・再度上昇するのを待つ
・トレンドラインを引く
・ブレイクエントリー
本来は四角で入るところを一回スルーします。
再度上昇したらラインをひいてブレイクを待ってエントリー。
当然、本来エントリーできていたであろう良いポイントも逃す可能性は高まります。
②
ダイバージェンス
ロングで解説します
①一回目のクロスは見逃す
②オシレーターの2回目のクロスした位置が1回目よりも低い
③チャートは高値更新
クロスでエントリーや①や②でのエントリーといった根拠だけでなくフィボやN値、直近高安、上位足のFVGや抵抗帯などある程度の分析と併用して使ってみてくださいね。
使ってみたいという方は下記よりイイネとリポストして頂き、表示されるLINEにメッセージくださいね。
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