僕は天王星人-(マイナス)
新宿にくる用事があったので、寄り道しました。煙草を吸いに東南口に、そしてイヤホンが欲しかったので、ビックカメラに、結局買わずに、ディスクユニオンに、うろちょろして、3階にあるジャズ館に長居して、結局買わずに、紀伊国屋書店に行って、色々みて、3階の美術、演劇とかがあるコーナーに長居して、アラーキーの本買おうかな、椹木野衣の本読みたいけど古本で買えそう、ロラン・バルトの写真論よさげだったけど高い。と、けちにけちを重ねて、『細木数子 魔女の履歴書』(講談社α文庫)を買った。「追悼」というPOPがあったけれど、読んでみると暴力団の名前しかでてこなくてびっくりした。この本は細木数子が出した、『女の履歴書』という自叙伝をもじっている。細木数子はめちゃくちゃ暴力団と繋がっていた。極妻、というより、ほんとに女ヤクザ。私は細木数子に関する知識が、世界の上位2%になったので、MENSAじゃないみんなのために、よかったところを下に引用しました。(堀尾とは、細木数子が長年連れ添った暴力団のこと)
当時堀尾の若い衆は細木に対して、そうとう頭に来てました。何かというと、細木が『指詰めろ』と怒鳴りつける。「あのスケ、とんでもない女だって、恨みを買ってこい」細木は指を詰めろと怒鳴っただけではない。実際に指を詰めさせたと断言するのは当時、関西で暴れ、名を売っていた元暴力団幹部である。「ある組の組員一〇人ほどが東京に上っていた。当座のシノギがなく、どういう縁からか、細木が彼らに新宿歌舞伎町ビニ本(ピニールで包み、立ち読みできないようにしたエロ本)屋二軒をやらせた。ところが若い者が月の売り上げの半分くらいを持ち逃げした。細木は怒り、すぐカネを持ってこい、じゃなければケジメをつけろと迫ったわけです。
持ち逃げした若い者の兄費分が仕方なく自分の指を詰めて、細木のマンションに持参した。そしたら堀尾がいて、そんな物受け取るなと謙めた。細木はさすがに指は受け取らなかったけど、こうしてこの兄貴分が詰めた指は死に指になったんです」若い組員に指を詰めさせる――。恐るべし、細木数子。男の極道も裸足で逃げ出す女親分が細木数子だった。
渋谷の百軒店で中学生でポン引き、安藤組、赤坂のホステスと、アプレゲール満載の彼女の人生。確かに、顔が堅気じゃないのはわかる。細木数子の指詰めエピソードを加味したうえで、細木数子vsレイザーラモンHGの饗宴をみてほしい。これはそれそのものとして、面白さを担保できる。ついでに、この動画を転載しているチャンネルはもう一つ、「死相の歌」という動画も挙げている。これをみるかはお任せだけど、このチャンネル、この2つの違法転載のみでYoutubeに挑んでる。あと、関係ないけど、細木数子のYoutubeチャンネルの司会をカンニング竹山がやってんのも怖い。あと、細木数子のお気に入りは「魔裟斗、タッキー、朝青龍」
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