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オランダにある詩の街「ライデン」をおすすめしたい


オランダの古都ライデン

ライデンの住宅街

オランダにあるライデンという街をご存知だろうか。

首都アムステルダムから約40キロほど南にある街で、オランダを代表する画家レンブラントの出身地として知られている。

実はライデンは、日本とも深く関係がある街だ。
今回は、そんなライデンの街をご紹介したい。


シーボルトハウス(日本博物館)

シーボルトハウスの外観

ライデンには、日本博物館がある。

シーボルトハウスの浮世絵

日本で出島の三学者の1人として有名なシーボルトが、日本で国外追放された際に一時的に住んだのがライデンだそう。

博物館では、シーボルトが持ち込んだ当時の日本の浮世絵などたくさんのコレクションを見ることができる。

シーボルトハウスの浮世絵
シーボルトハウスの江戸時代の地図

オランダで日本について学ぶ、という不思議な体験ができた。
久しぶりに日本文化に触れると、日本の芸術品の細かさというか、繊細な美しさを感じて改めてすごいなと感動した。


街中の壁に描かれる詩

芭蕉の詩が描かれた壁

ライデンの街には、いたるところに詩が描かれた建物がある。

上の写真は芭蕉の詩である。
こんなところからも日本の文化が親しまれていることが窺えて、日本人としては嬉しくなる。

新国誠一の詩が描かれた壁

実は、私がライデンに訪れたのは「建物に詩が描かれる街」だと聞いたことがあったからだ。

とりあえず写真を撮りながら歩いて観光したものの、
なぜこのように街中に詩が描かれているのか、調べてみてもわからなかった。現地の人にも聞けなかったので、わかる方がいたら教えていただきたい。

詩が描かれた壁

詩はいろんな国のものがあり、探してみるのが楽しい。

壁に描かれる詩
詩が描かれた壁
ライデンの街で見つけた鯉のぼり

街中を歩いていると、鯉のぼりを発見した。
オランダで鯉のぼりを見るなんて。
日本との関係の深さを感じた。
ちなみに季節は冬だった、、

オランダ最古のライデン大学

ライデン大学の案内板

ライデンには、オランダ最古の大学であるライデン大学がある。
なんと、世界で初めて「日本学科」が設置された大学らしい。

シーボルトハウスの受付にいた女性は、ライデン大学で日本語を学んだ学生だった。日本語で話しかけられたが、日本には一度も行ったことがないと言っていて、流暢な日本語で驚いた。


名物パンケーキ(パンネクック)

おすすめされたパンケーキ(パンネクック)屋さん

シーボルトハウスの受付の女性がおすすめしてくれた、オランダの名物らしいクレープのようなパンケーキ「パンネクック」のお店に行ってみた。

パンケーキ(パンネクック)

出てきたのは、予想を超える大きさのパンケーキ。
しっとりした食感で味もとってもおいしかった。


ライデンの街は日本文化とのつながりが深く、オランダにいながら日本について学べるという日本人にとって自国の魅力を新発見できるような場所だ。

オランダに訪れるならぜひ足を伸ばして、街を散策してみてほしい。


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