誰にも見られなくても咲く
小さな山の小道を歩く。ピンクの椿が咲く一月の道。
ふと目に留まった真っ白の花。花に詳しくないけど、きっと八重咲の白い椿の花。葉っぱに埋もれ、道の反対側を向いて咲いていた。そう歩く人もいない山の中の道。道に向かって咲いているならまだしも、反対側を向いて葉っぱに埋もれているから、気づく人はまずいないはず。でも花にとってそんなことは関係ない。誰にも気づかれなくても、誰にも見られなくても、こんなに美しく咲く。誰かに気づかれ愛でてもらうことが生きる目的じゃない。ただ自分らしくいるだけ。誰にも承認される必要なんてないんだってこと。ただ自分を生きることが最高で素晴らしくて大事なんだってこと。そんなことを一目で教えてくれた、美しすぎる山の花。
あけましておめでとうございます。
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