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大嫌いだったくせ毛が少し好きになった話

私は昔からすごいくせ毛だった
くるくるほわほわする髪の毛が嫌で小学6年生の頃に初めての縮毛矯正をかけた

初めてのサラサラの髪の毛は本当に感動して、自分の髪の毛をずーっと触ってたなぁ

それから中学生、高校生、大学生、社会人の間までずーっと4ヶ月〜半年に一回縮毛矯正をかけてきた
毎回3時間くらい美容院へ行って、お金も結構高くて…
よくその時の親もお金出してくれてたなあと思うわ
もちろんバイト始めた頃からは自分で払ってたけど

梅雨の時期は髪の毛がうねうねしまくって大嫌いだった
プールの授業の後も濡れた髪がボサボサになるのも嫌だった

それから結婚して主婦生活を初めて、なんだか美容院もめんどくさくなって縮毛矯正をかけなくなった
そのかわり毎日アイロンでスタイリングはしてストレートヘアにしてた

ある時初めての近所の美容院へ行って髪の毛の相談をした時に

『すごく素敵な癖毛なので、活かしたら素敵だと思うんですけどね』
って言われて驚いた

その美容師さんの言い方もお世辞とかじゃなくて、普通にこのくせ毛をプロの方に褒めてくれてなんだか嬉しくなって
そこから癖を活かしたそのままの髪型にするようになった

そもそも今まで
ストレート=可愛い、正義
くせ毛=可愛くない
と無意識に思ってたので、くせ毛を可愛い素敵と感じる人がいることに驚いた

自分では短所だと思ってたところも
他人から見ると長所だったり羨ましがられるんだなーと実感した
正直くせ毛いいね!羨ましい!って思う人なんていないと思ってたからさ

まだまだ私には他にも欠点や自分の嫌いなところはあるんだけど
少しずつありのままの自分を受け入れられるようになりたいな



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