玉繭

「少女邂逅」の映画のワンシーンでお蚕を敷居を「可哀想」という主人公に対し教師が「近すぎるとダメになっちゃう」と窘められるシーンがあります。が、しかしながら、実際に2匹、或いは3匹で繭を作ることも稀にあります。「玉繭」と言って通常よりも丸めで大きいです。なんと羽化も可能です。(通常よりも確率は下がったりするのかな??)

ただ純粋な生糸としてはやはり価値は下がります。糸が荒々しく太さも均一じゃないため。それでも「真綿」の代用品として、使えます。玉繭で作ったちゃんちゃんこを私の大学の博物館で見させて頂きました。

もちろん、映画のシーンは思春期の距離の近さ故に起こる問題を暗喩しているのでしょう。私のこのnoteもただのクソリプ同然です。しかし、「それでも一緒に繭になることができる」と言うだけでも2人にとって救われるのでは無いでしょうか?



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