好きな食べ物を聞かれたら、しばらくは『焼そば』と答えると思う-わたしとつるが02

HYPER LOW-CULTURE ZINE わたしとつるが02が6月30日に配布開始となります。今回の特集テーマは「めん」。それも、敦賀の製麺所が作る麺について、です。一体なぜ麺なのか？そして麺から何を見たのか？を記した前書きを先行公開します！

好きな食べ物を聞かれたら、しばらくは『焼そば』と答えると思う。

「好きな食べ物は？」という問いに、すぐに答えられないのがわたしのちょっとした悩みだった。しかし、最近は即答できる回答ができた。それが「焼きそば」だ。

敦賀に来てから、焼きそばを食べる頻度が格段に増えた。どこへ行っても、焼きそばがなんだかすごく美味しい。瓶ビールと一緒にサクッと晩酌するのが至福の時だ。多くの飲み屋が連なる本町一丁目の中でも、少し落ち着いたエリアにあるのが「くるみ」。ここも、焼そば目当てに通う店の一つだ。

　わたしがどうしてこんなにも焼きそばを美味しく感じるのか。その鍵はどうやら「麺」が握っているらしい。通い詰めた店の店主が、「地元の製麺所の麺を使っている」と、教えてくれた。

敦賀には３軒の製麺所があり、それぞれが全く異なる焼きそば麺を作っているそうだ。そういえば、敦賀は屋台ラーメンが名物だが、それも製麺所が関係するのだろうか。

焼そばをきっかけに麺について調べてみると、敦賀の文化を垣間見ることができた。今号は、敦賀の麺をめぐるわたしの調査記録だ。

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本誌では、製麺所３軒を訪ね、焼きそばの美味しさの謎、屋台ラーメンとの関係、オススメの焼きそば店などなど、「麺」にまつわる、わたしの調査過程を納めました。その他食べ比べ企画などなど。注目は、敦賀在住の漫画家さんによる焼きそば漫画。前回よりも4ページ増え、盛りだくさんの内容です！

わたしとつるが02は6月30日から配布開始予定。配布場所は、敦賀駅交流施設オルパーク、敦賀市役所、かぐ〜る、敦賀観光協会他、市内・市外各所。1000部しかありませんので、見かけたらぜひお手にとってみてくださいね。

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わたしとつるが
HYPER LOW-CULTURE ZINE

edit：にしやまあやか
design：山崎友也
comic：川瀬徳太郎
illustration：新谷こはる