不妊治療-採卵
先日採卵を行ってきました。
2日前の最終成熟のための注射、鼻スプレーは問題なく行うことができ、当日も痛み止めの座薬と緊張を緩和する内服薬を指示通りに服用し、病院へと向かいました。
リカバリールームで着替え、採卵室に入室し採卵が始まりました。しかし今回膀胱の裏に卵巣がきてしまっているようで、お腹を押して位置の変更を試みていただいたのですが、なかなかうまい具合に行かず、先生からは採卵がゼロになるか、血尿がでて入院する可能性もあるが膀胱を刺して採卵を行うか、どちらかになるかもしれないと言われました。前回はスムーズに採卵を行えたのでまさかこの段階でつまずくとは思っていませんでした。ひとまず排尿した後にもう一度採卵を行うことになりました。トイレに行った後にリカバリールームで一度待機していたのですが、採卵が行えるよう祈るような気持ちでいました。再び採卵室に入り、超音波で確認すると左は採卵を行えるとのことだったので、ひとまず左側から採卵を行うこととなりました。途中針が刺されている感覚が強くなり、痛みも感じ辛かったです。右側もなんとかお腹を押しながら採卵を行い、2個採ることができました。合計13個取れ、これ以上の採卵は危険ということで手術終了となりました。今回左の卵胞の発育が良くなく、右側に卵が多く見えていたのに、右側からは2個しか採れなかったとのことで、治療にかけた労力、お金、時間に見合う結果がなかなか得られず、ひどく落ち込んでしまいました。13個採れたとはいうもののほぼ左側からの卵胞なので、おそらく大半が未熟卵かと思います。そして右側の採りきれなかった卵胞は徐々に萎んでいくとのことでした。
採卵すらなかなか思った通りに行かず、不甲斐なさと理不尽さとでなかなか立ち直ることができません。採卵を行った後もお腹の張り、便秘が酷く、わたしはあとどのくらいの辛さや痛みに耐えれば、幸せが訪れるのだろうと、暗い気持ちになってしまいます。考えないようにしても、ふとした拍子に悲しい気持ちが押し寄せます。こういう時は時間をかけて気持ちを癒していくしかないので、落ち込む時は十分に落ち込んで、採卵数がゼロではなかったという良い側面を喜び、結果を待ちたいと思います。