師との会話①関節について
昔、師から聞いた良い話を思い出したので、共有します。
師「武術は関節を鍛えているんだよ。」
私「そう言えば、歳を取ってる人が、膝を痛めたりする。」
「例えば、于化龍先生は、気功の力によってそれらを解決しているではないかと思ってるんだけど。どうなんだろう。」
師「そう考えてるんだね…」
師「例えば、ボディービルダーは、関節をテーピングする事で、200キロのオモリを持ち上げたりする。」
「筋肉は強いから、200キロ…まぁ100キロくらいなら、誰でも上がるんだよ。」
「逆に言えば、プロのボディービルダーは、テーピングをしないと、関節を痛めるからね。」
師「基本的には、武術で自重トレーニングの域を出る事はない。せいぜい、片足スクワット位の強度だよ。」
「つまり、何を言いたいのかというと。関節を鍛える為には、長い年月が必要とされる。」
武術を二、三年やってれば、一年目で筋肉痛になっていた動きで、筋肉痛にはならないし、体を壊すこともない。」
師「関節を鍛えるには、大体2、3年の歳月がかかる。」
「武術で速い動きが出来るようになれば、動きの上限も上がっていくんだよ。」
要約しましたが、こんな感じのお話をして頂きました。
長く続ける事で、多くの効果が得られる。
武術の利点だと思います。