小中学生向けデザイン思考ワークショップが素敵すぎた。 -コンテンツ作成編-
去る3/30、4/3に、オンラインコミュニティデザイン思考研究室にて、小中学生向けにデザイン思考ワークショップを開催しました。
こちら、私の方で、ワークショップコンテンツの作成、3/30のメインファシリテーターを担当したのですが、本当に本当に楽しく、個人的に学びもありましたので、記事にまとめたいと思います。
まず、今回、かなりコミュニティを絡めて企画からコンテンツ作成までを行ったので、「コンテンツ作成編」としてその過程を振り返りたいと思います。
企画
この企画は、デザイン思考研究室のメンバーで、これまでも様々なテーマで10歳向けのワークショップなどを開催されている、Pan Asia Advisorsのさとみさんからの提案で、是非子ども向けにデザイン思考の講座を実施したいとのお話をいただき、実現しました。
どんな内容でコンテンツを作るか、について議論し、子どもたちの春休みの時期に、オンラインでのグループワーク形式で実施することを決めました。
テーマは、子どもにも身近な「注射」に設定しました。
オンラインでグループワークを実施する際、必要になるのがグループファシリテーターなのですが、グループファシリテーターの募集も、もちろんコミュニティ内で行いました。
最終的には4名の方に手を上げていただきました。本当に最高すぎて、感動してしまいます。
いざ、コンテンツ作成を開始です!!
ワークショップスライド作成作業の公開
実際のコンテンツであるワークショップスライドの作成です。私自身、ワークショップの設計は何度も行ってきたのですが、今回のような「小中学生向け」は初めて。
長い座学の時間を排除し、言葉の使い方を小中学生がわかりやすいように変換する必要があります。
年度末のバタバタしていた時期で、ワークショップスライドの作成を始めたのは、5日前。
ただ、今回初めての試みとして、Googleスライドの作成作業を初めからコミュニティ内で公開してみることにしました。
そして、途中経過や1つ1つ悩み事はコメントを入れて共有するというプロセスを踏みました。
そうすると、「背景を可愛らしくする」みたいなタグをつけておいたスライドを見て、「そこは私が担当します」と言っていただいたり、細かい言葉遣いについてコメントいただいたりと、コミュニティの和が拡がっていきました。
重要なデザイン思考のプロセス図の小中学生向けの言葉遣いも、こんな感じですかねーと相談すれば、「もっとこうした方がわかりやすいんじゃないか。」「うちの子どもに聞いてみたけど、こっちの方がわかりやすいみたいです」など、助け舟をいただきました。
そんな風に、コミュニティの力で形にしていったワークショップスライド、ギリギリまでバタバタとしてしまいましたが、無事に完成させることができました。
コミュニティの力
というわけで、コミュニティの力を存分に活かし、実現したワークショップでした。
コミュニティの力で企画し
コミュニティの力でメンバーを集め
コミュニティの力でコンテンツを作成
することができました。
「少しでも多くの人に新しいことを生み出すきっかけを作りたい」という想いでスタートしたデザイン思考研究室というコミュニティですが、こんなにも温かく熱い皆様に恵まれたことを、嬉しく思います。
企画いただいたさとみさんを始め、ファシリテーターに手を挙げてくださった皆様、コンテンツ作成にご協力いただいた皆様、いいねなどで反応いただいた皆様、本当にありがとうございました。
まだまだ、これからも活動の幅を拡げていきますので、デザイン思考研究室には要注目です!!無料で入れるfacebookグループですので、ご興味ある方は、是非とも申請ください。デザイン思考に関連する情報やコラム。発信、交流。ワークショップの主催。などを行っています。
また、今回のように、デザイン思考ワークショップなどの企画やご依頼も大歓迎ですので、ご興味のある方はいつでもご連絡ください。
次回、「ワークショップ編」をお届けします。