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頭の中をスッキリさせる方法
1.クセになる静けさ
一度、頭の中がシーンと静まり、何ともいえぬ心地よさを味わうと
もうクセになりやめられなくなる
何もせずとも、ただ在るだけで心地よいのだ
あるいは、毎日習慣的におこなっているルーテインワークが楽しくなってくる
顔を洗う、歯をみがく、トイレに行く、部屋を移動する、着替えをする、ゴミ出しをする、机に座る、洗濯ものを干す、等々の行為がより意識的になり
その時の体の感覚が研ぎ澄まされ、行為そのものを楽しめるようになる
それまではだいたいが体はそのことをやっていても
頭では今日の会社のことや、家族のこと、もうすぐ週末だ、などと色々なことを次から次へと考えているのが普通だった
それが、当たり前になりすぎていて別に苦痛でもないかもしれないが、ただ機械的にやっていた
しかしひとたび、頭から思考が出てこず、頭がシーンとしてくると、やっているそのこと自体
ほとんど手が自動的にテキパキ動いては、その繊細な感覚を感じながら目の前に起こっている変化
洗うことなら目の前できれいになっていく様をみては心もそれにつれクリーンになっていくような心地よさだったり
部屋を移動する時の床から足裏、足指に伝わる踏みしめては押しやる感じや
その時の筋肉の動きに連動して、まるで部屋の景色が静かにこちらにやってきては過ぎ去ってゆく流れを感じたりする
机に座り、部屋を見回すと、いつもの見慣れた部屋の小物が、まるで静物画のように、特有の形、独特の存在感を放つ
外に出れば、見慣れた植物や花、街角の風景も新鮮に映り、キラキラ光を反射しているのに感動したりする
出会う人出会う人の顔の表情がよく見え、何気ない、いつもの挨拶や会話も先入観がないので、その時の微妙なトーンが感じられてとても新鮮だ
たとえ厄介な出来事に巻きこまれても、頭の思考が「大変!何とかしなきゃあー!」とせっついてこないので
体験しながらも出来事の渦にまきこまれず
ただ淡々と出来事の中にいて、少し引き下がったところから静かに見守っている感じになる
2.頭を静める実践
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この本で紹介されている「エレベーターの呼吸法」を毎日の30分ぐらいのウオーキングの時と、1日おきの15分ぐらいの部屋トレの時に実践した
ただし私の場合、呼吸法をやりながら、「4つの癒し言葉」を同時に唱えた
結果、約2~3か月でトレーニング後に、「なんか頭が静かになってるなあ」という実感があった
その後半年ぐらい続け、今では仕事の都合で習慣的にはやっていないが
気づいた時にやる程度でも静かにしてじっとしていれば、いつでも頭の中の静寂を感じられるようになった
頭の中の無心状態、つまり思考が沸いてこない状態を悟りとするなら
それまで悟りといえば、山にこもったり、お寺で修行したりして一部の達人の専売特許のような印象があったが
この本は一介の主婦でも悟れることを実証している
斬新なのは、修行によって得られるという今までの発想から、まるで筋トレをして筋肉をつけるような感覚で左脳の神経回路から右脳の神経回路へとチェンジするば悟れるという点だ
思考から解放される時代、誰でも悟れる時代がまじかに来ている感じがする
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