夢を叶える場所
カフェに集まる人々
前回、移住のお話しをさせてもらって、そのうちカフェのお話しも、と言いながら、何についてお話ししようか、なかなかまとまらなかったのですが、今日の葉音さんのかわいい記事と、ひらさんの素敵な写真を眺めていたら、書いてみたいことが浮かんだので、今日はそのお話しをしようと思います。
玄米菜食
カフェは、玄米菜食と台湾茶のカフェでしたので、まずは、私が玄米菜食を始めたきっかけからお話ししますね。
私はずっと、婦人服の販売をしていたのですが、辞めるちょっと前から、何か環境とか自分の思い方のクセとかを変えたくて、まず食生活からだと思って、お昼のコンビニのお弁当をやめて、手作りのお弁当を持っていくようにしたんですね。
最初はもちろん白米でお肉も入れていたのですが、いろんな本を読んで、玄米が精神に影響するようなので、まず白米を玄米に変えてみました。そうすると、玄米にお肉が合わないのか、お肉もやめたくなって。その後も白砂糖を甜菜糖に変えたり、調味料を見直したりして、少しずつ玄米菜食へシフトしていきました。
確かに、身体が軽くなって、気持ちも軽くなって、職場環境が私に合わなくなってきて、辞めることにしました。半年ほどゆっくりして、名古屋へ引っ越すことになり、名古屋でもさらに半年ほどゆっくりしてから、自然食のナチュラルで素敵なカフェで働くことになりました。
そのカフェまでは、ひと駅だったので、お散歩がてら歩いて行っていました。30分以上はかかった気がします。あの頃は、結構どこへでも歩いて行って、体力はあったなぁと思います。
玄米菜食生活がすっかり定着した頃、やはり自然の豊かな場所で暮らしたいという思いが強くなり、移住を決意します。それで運命的なお家に出会ったお話しがこちらの記事ですね。
で、今日はカフェのお話しなのですが、前置きが長くなりました。
カフェの方向性
玄米菜食でカフェをやりたかったので、ドリンクもコーヒーではないもの、もっと身体に良さそうなものでと考えたときに、カフェ文化のない地域ですから、日本茶にはお金は出さないだろうと。何かないかな〜と探していた時に出会ったのが、中国茶でした。中国茶のなかでも、香りの楽しめる茶芸スタイルを、もう少し簡略化して取り入れたら、興味を持ってもらえるんじゃないかと思い、方向性が決まりました。
カフェがないっていうことは、同年代のコミュニティがないということで、どこへ行ったら同年代に会えるんだろう?って思っていましたね。いないのかな?とか。習い事とか行っても、時間とお金に余裕のある年金暮らしの方々ばかりで。
始めてみると
カフェを始めると、やっぱり似た想いの方たちがあっという間に集まって!みなさん、心の中にやりたいことを持っていて。私はみなさんの心の夢を聞いて、励まして、背中を押して。
楽しかったですね。お客様同士をご紹介して、どんどんつながって、あれやろう、これやろうって、どんどん夢がカタチになって、実現していく。
お家の中でひとり黙々と編み物をしていた主婦の方の作品をお店に並べて販売したり、レジンでとっても上手にミニチュアを作る子がいたので、アクセサリーにして作家デビューしたり、その頃作家さんがどんどん増えていたので、みんな集めてマルシェを開催したり。
みなさん、自分でできることをカタチにして、実現して。カフェを始めたいから見学させて欲しいとの依頼を受けて、キッチンツアーをしたこともありました。その1ヶ月後には、ご実家の酒屋さんを少し改装して、新しいカフェが誕生していました。
カフェの魔法
地域性なのか、田舎ならではなのか、わからないのですが、魔法にかかったみたいに、やりたいことがあるとすぐ実現できる、必要なところに必要なものが集まるとか、そういう人とすぐつながるとか、具体的であればあるほど、現実になるのも早くて、人と人をつなげたり、ものとものをつなげたり、手に入れた情報を必要な人に渡したり、カフェって、ただ飲みものを提供してくつろいでもらう空間というだけではなく、お客様とコミュニケーションをとって、みんなの交差点みたいな役割もあるんだということは、カフェをやってから気づいたことで、私にとってはそれがとても楽しいということも、うれしい発見でした。
noteも魔法の場所
ここまで書いて気づいたのですが、このnoteという場所も同じですね。やりたいことや夢を具体的に描いている人は、すぐに必要な人や情報に巡り会えて、現実化していく。カフェに限ったことではなくて、やはり、心に描いたものを言葉にしていくことで、カタチになっていくのですね。
まとめ
今日は、私が玄米菜食と台湾茶のカフェを始めたら、いろんな人が集まって、みんなの夢の実現のお手伝いができて、楽しかったというお話しをしました。そして、このnoteという場所もまた、みなさんの夢の実現できる場所だと気づいたのでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!