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春、休学、やりたいことリスト

「迷ってんなら休学したほうがいいぞ」
先輩に言われたこの一言で私は休学を決意した。

以前から「休学してこれやりたい!」「このまま就職してもいいのか?」という気持ちがあったが、大学3年生の私は周りに流されながらダラダラと就活を続けていた。

そして、ありがたいことに内定を頂き、少し余裕が出来た私は将来について以前よりも具体的に考えるようになった。

「自分は社会人としてどのタイミングでどんなことが出来るのか?」自問自答を続けるうちに私は「大学生の内にしか叶えられない夢」が沢山ある事に気付いた。

温泉旅館に住み込みで働いたり、農家のお手伝いをしながら日本の田舎を旅したり、バックパッカーとして世界中を旅したり、、、

今しかできないことを今のうちにやろう。こう思った私は思い切って今年の秋から1年間の休学を行うことを選択した。

しかしせっかく休学するからには「やりたいこと」と「やるべきこと」を両立しないと無駄に終わってしまう。ふんわりと残りの大学生活を消費しないためにも、私は「残り2年間でやることリスト」なるものを作った。

私が作ったリストは「日常編」と「イベント編」で構成されており、各20項目、計40個の「卒業までにやりたいこと」が記されている。

例えば日常編では「本を月2冊読む」「都内の銭湯に沢山行く」「TOEICで900点取るために勉強する」などがあり、イベント編では「バックパッカーで中央アジアに行く」「住み込みで農家のお手伝いする」「スカイダイビングをする」などが挙げられる。


まだこれらのリストは作ったばかりで、実行に移しているものはほんの一握りだが、それでも生活が少しずつ変わってきた気がする。

Youtubeを見る代わりに本を読んだり、旅行の為に節約したり、早起きして散歩してみたり、、、「これやらなくちゃ」という強迫観念に近いものが働き、私の自堕落な春休みは変わりつつある。

やはり「計画」を立てることは生活を充実させるために重要であると実感した。

休学を考えている人以外も、「やりたいことリスト」を作るのはオススメである。新学期になったので自分の中の「本当にやりたいこと」と向き合ってみるのも良いかもしれない。

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