陳情令(陈情令)の荒城渡huang cheng duを訳してみた
気づいたら8月も今日で終わり…!
今回は魔道祖師のテレビドラマである陳情令のキャラクター薛洋のテーマソング荒城渡を訳してみました!
以前めっちゃ良いとか言っておいてそのまま訳して無かったのでようやく(笑)
瞳の中の拂尘
手の中に残った魂
その物語は荒れた街に混ざり込んでいる
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拂尘
中国のドラマでたまに見かけるあの、フサフサした奴(笑)
武器なのかお掃除道具なのか…(笑)
魔道祖師では晓星尘が持っていた奴ですね。
斑驳
一种颜色中杂有别种颜色,或各种颜色杂在一起
ある色が他の色に混ざっている、もしくは色々な色が混ざっている
純真な修練者は
私の心の門を開けて
一粒の飴でこの孤独の身を暖めた
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薛洋からの視点で訳してみました!
ストーリーを知っている人なら飴だけで涙が出るかもしれないですね😢
激動の運命はとても残酷で
恨みを飲んで余生を使い尽くすのを最も恐れている
もし生き返るならどれだけでも待つ
善悪は最後には星屑となる
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颠簸 上下震荡
上下に揺れ動くということで激動のという訳にしてみました。
薛洋がどんな気持ちで晓星尘が生き返るのを待ってたか分かる歌詞…
闇夜の中、探した過去の記憶が私を縛り付けていたが、心の中に蛍の光の様な明かりが灯ったのに気がついた。
孤独な街の伝説の為に誰が来たことがあるか。
因果を私に贈ってほしい。
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辛い過去の話をした後に、飴をくれた晓星尘の優しさに対して、心に明かりが灯ったのだと思ったのですよ。
ということで、こんな訳に😆
私はこの因果が巡り巡って私に回ってくるのを待っている。
たとえ既に執着は捨てがたくなっていても。
この魔の心を断ち切ったら私を赦してくれるか?
宿命の中で得たこの解脱をもう一度。
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ここ凄く好きで。
ちょっと簡略化して巡り巡ってと訳してしまいましたが、我在等这因果渡魂渡魄渡我を直訳すると「私はこの因果が魂を魂魄を経て私に巡ってくるのを待ってる」的な訳でしょうか?
この中国語のリズムが非常に好きなんですよね〜。
切実な感じがめちゃくちゃ伝わる。
歌手の周深さんの声も相まって最高です。
既に運命がとても残酷なのを知っている
何も見ない、問わない、恨まない、憎まない
あの人が生き返るのを待っている
人の世は浮き沈みは常でも、この人生に後悔しない
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なんか、もう🥹
歌詞が悲しすぎる
闇夜の中、探した過去の記憶が私を縛り付けていたが、心の中に蛍の光の様な明かりが灯ったのに気がついた。
孤独な街の伝説の為に誰が来たことがあるか。
因果を私に贈ってほしい。
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ここは一番と同じ
私はこの因果が巡り巡って私に回ってくるのを待っている。
たとえ既に執着は捨てがたくなっていても。
この魔の心を断ち切ったら私を赦してくれるか?
宿命の中で得たこの解脱をもう一度。
ーーーーー
ここも一番と同じ。
(終了)
魔道祖師のアニメを最初に見た時、正直、晓星尘と薛洋の話って要る?って思ったんですよね。
けどその後、中国語のラジオドラマとかも聞いて魔道祖師のストーリーのテーマって「因果」なのかなぁと感じて。
薛洋について最初はクズ野郎と思ってたんですが、どうしても憎みきれないような所もあって。
もし、幼い頃こういう風に育たなかったら…と、思ってしまうんですよね。
こういう主人公たち以外の話も良い所が墨香铜臭さんの小説の特徴かもしれませんね☺️
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