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キャラクターの実在感

どう言葉を取り繕って言おうとしても、言うのを憚られるくらいキモいことは重々承知で言うのですが、漫画やアニメにおいて例えば、『GUNSLINGER GIRL』のトリエラとか『ベルセルク』のキャスカとか、女性キャラクターが生理で動けなくなる描写は作品として物凄く有意義だと思っています。

現実世界には当たり前に存在する人間としての機能であるのに、それは常にアンタッチャブルでタブーなものとして現実でもフィクションでも扱われている現状はやはり不自然というか都合が良いなあと思うのです。

まあ基本的にデリケートな問題ですから触らぬ神に祟りなしという姿勢で、それがフィクションならばなおのことで、別に描く必要がなく描きたくないことをわざわざ取り上げてまでリスクを取る必要は全くないのだから、当然と言えば当然と言うしかないとは思います。

だけれどだからこそ、描く必要はないけど女性キャラクターが女性である以上そこにあって然るべきものをちゃんと描くということは、そのキャラクターのリアリティーというか人間として実在感みたいなものを感じることが出来るような気がします。

虚構の中の実在しないキャラクターに魂を与えるのは、そういった物語にとっては本来描写する必要がないものかも知れないけれど、確かに存在するものを描くことなんじゃないかと思う訳です。


つまり何が言いたいかというとエヴァ旧劇『Air』のシンジくんのオナニーシーンは最高ってことです。



今日撮った良い感じの空と建物


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