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選択する 一回目

中学の時、高校受験の前に行きたい高校がないか調べて学校見学へ行かねばならないのですが、その時には既に行きたい専門学校を決めていましたので、その専門学校に行くためのできる準備をしようと美術コースのある高校へ進学しようと決めていました。

当初は別の進学校の美術コースしかないと思っていたので、その学校を受験する気満々でしたが
当時習っていたピアノの先生からのちに進学することになる高校を教えてもらい急遽見学に行き、そこでも制作風景や自由な校風造形美術コースは卒業時に卒業制作展という自分の作品を発表する機会があることを知り、この高校に行きたい。そう思い、入試でデッサンを必須とすることを知り入試勉強とともにデッサンも個人的に美術の先生に教えてもらいながらほぼ独学で付け焼刃のようなデッサンで入試に挑みました。

結果発表を見に行くのはドキドキ過ぎて、心臓が痛かったのを覚えています。その高校へは自分の中学から私一人しか受けていなかったので一人で見に行くのもとても心細かったですが、自分で選んだ高校でしたので番号を見つけた時は嬉しかったです。

高校生活は、なかなか充実しており美術の課題に追われながらも同じ志を持つ個性豊かなクラスメイト達に囲まれ、共学のはずが3年間女子クラスだったことも今となってはいい思い出です。
部活は公式テニス部と、美術とは真逆の活動をしていましたが部活のメンバーと仲良くなり
自分の殻に閉じこもることなく、常に様々な刺激をもらっていました。
この高校を選んで進学したことは正解だったと思っています。

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