竜鉄也そっくりの怪しい骨董屋さん
表題の写真とは無関係です。念の為。
中古車にいた頃の話。
演歌歌手の竜鉄也かと2度見するほど似ていたCさんが来店。
奥様と思しき人は李麗仙に似ていたな。
比較的年代の新しい軽のワゴン車を見積もりすることとなった。
商談も決まり、支払いは全額ローンということで、審査を通すことになった。
後日連絡を入れるということで一旦終了。
翌朝に信販会社から保証人を付けるようにお願いのFAXが届いた。
その旨をCさんに連絡し、その日の夕方に再び来店されることに。
いかにも気の弱そうな男性を連れて来店。
必要書類に記載していただき押印。
ローンの申込み用紙にも記入して頂く。
Cさんは連れてきた男性に署名捺印をするように指示、
男性は言われるままに署名捺印するのだが、どこか怯えた感じ。
言い方悪いが、この男性の身なりがどうもくたびれた感じなので、
これは保証人付けてもダメかなと不安がよぎった。最後まで
私と目があうことはなかった。
もう一度審査を送ると、程なくして審査が通った。
納車の日、Wさんは李麗仙さんと保証人の男性とともに来店。
とりあえず車輌の説明をし、納車が終わった。
数カ月後、Wさんがもう一台購入したいと来店。
今回も全額ローン。全開は通ったが、Wさんは他にも借り入れしてるんじゃ?と
脳裏をよぎったのですが、商売なので見積もりを作成しました。
Wさんも慣れた感じでスラスラ署名。用意のいいことに保証人を用意してきていた。
この保証人も元気がなく影が薄い印象。
商談を済ませ、審査を信販会社に送る。
すんなりとOKが出た。正直びっくりだったが、通ってしまえば支払いが滞っても
私の責任ではなくなる。
そして納車の日。
Wさんが前に納めた車で来店。李麗仙、二人の保証人が乗っていた。
無事に納車を終えたが、あの保証人二人はどこか怯えた感じがあって、
一体どういう関係なんだろうかとしばらく考えてしまった。
Wさんと一人の保証人が車に乗って帰っていった。
後日、用事のついでにWさんの仕事場である骨董屋を見に行ったが、
古民家というか、古いだけの家って感じで人の気配もなかった。
私が中古車にいる間(売ってから1年ほど)に、不払いなどの連絡は入らなかったので、
とりあえずは完済したと信じたい。