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『METAL GEAR』と『METAL GERA 2 SOLID SNAKE』クリアしてトロコンしました

『メタルギア』シリーズの原点となる作品たちをようやくクリアしました。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

この土日はどこにも出掛けず、家でゲームばかりしていました。
土曜日には金曜日にクリアした『Marvel's Spider-Man 2』のトロフィーをコンプリートしましたし、日曜日にはクリアとトロコンした感想をまとめてnoteに書いて投稿しました。

こうして出掛けず、自宅でひたすらゲームをするのも悪くありませんね。
今週末には毎年楽しみにしている『Call of Duty』シリーズ最新作『Modern Warfare III』のキャンペーン早期アクセスも始まりますし、引きこもって遊ぶにはもってこいの季節となりましたね。

ただ残念ながら3連休の今週末は忙しくて、金曜日はフェスに参加しますし、土曜日は朝から仕事。
中々にヘビーです。
1日空いているのが日曜日しかありません。
noteのネタや投稿スケジュールなども考えねばなりませんね。

さて、先週火曜日には地味に楽しみにしていた『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』が発売されました。

『メタルギア』シリーズは僕がミリタリーに興味を持つきっかけとなった作品ですし、それこそ今でもFPSを続けられているのはこのシリーズのお陰です。
先月参加したオーケストラコンサートも本当に最高で、久々に外出先で大号泣しましたね。

そんな『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』ですが、発売当時は絶賛『Marvel's Spider-Man 2』をプレイ中でしたので、それぞれの作品のスクリーンショットを撮って紹介するのみでした。
ですが、冒頭で触れたように『Marvel's Spider-Man 2』をクリアできた上にトロコンもできたので、この土日にようやく触れることができたのです。
しかもその勢いで早速トロコンしちゃいました。

ということで、今回は先日発売された『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』の1つ、『METAL GEAR』と『METAL GEAR 2 SOLID SNAKE』をクリアした感想をまとめます。
クリアした勢いでトロコンまでしちゃいました。
それぞれ30年以上前の作品となりますが、『メタルギア』シリーズのネタバレも含みますので気になる方は要注意です。



METAL GEAR

メタルギアシリーズの原点

司令官ビッグボスの指示のもと、特殊部隊FOXHOUNDの新人兵士ソリッド・スネークの最初のミッションがはじまる。潜入する先は武装要塞国OUTER HEAVEN。そこでは核搭載二足歩行戦車メタルギアが開発されていた。 のちに「アウターヘブン蜂起」と呼ばれる事件を描く。「敵に見つからないように、敵基地へ潜入する」というゲームデザインとハードボイルドな世界観が評価され、ギネス世界記録で「ステルス要素を完全に取り入れた最初のビデオゲーム」として認定されている。『メタルギア』シリーズ正史の発売順としては記念すべき1作目。

『METAL GEAR』

『メタルギア』と聞くと、バンダナを身につけたスネークが敵地へと単独潜入するイメージがありますが、そんな『メタルギア』シリーズの原点となる作品がこの『METAL GEAR』です。
『メタルギアソリッド』は3D作品ですが、それ以前の作品は2Dの作品でした。

ソリッド・スネークの伝説はここから始まったのです

ゲーム製作当時の様々な制約から「敵に見つからないようにする」というゲームデザインができあがったそうですが、今でこそ一般的となった「ステルスゲーム」の先駆けこそがこの『METAL GEAR』でした。
装備は現地調達、仲間からの指示は無線による連絡など、後のシリーズに受け継がれていく伝統もこの1作目から描かれていました。

難易度はオリジナルとイージーの2つ

昔のゲームということで、難易度はかなり高いです。
逆に今のゲームは非常に親切な作りになっていて、ゲームクリアまでの導線がしっかりとできているのを実感しましたね。
今作についても自らの知恵と、ゲーマーとしてのカンのみでクリアするにはかなりハードルが高かったため、取り敢えずクリアすべく難易度はイージー、攻略サイトを開いてクリアまで進めてしまいました。
本当はやりたくなかったんですけどね。

お陰で2時間くらいでクリアできました

初見殺しのトラップや、コンティニューポイントを通過しないとゲーム内容が保存されないなど、ゲームとして難しいところはありましたが、エリア移動を行えばアイテムが無限復活する仕様には助けられましたね。
お陰で常に回復アイテムであるレーションは最大まで所持できていましたし、攻略サイトを見ながら進めたのでサクサク進めることができました。

グレイ・フォックスとの邂逅

プレイしていて、後のシリーズに繋がる場面も多々ありましたね。
初期装備として煙草があったり、シリーズお馴染みのダンボールを被ったり、リモコンミサイルが登場したり、プラスチック爆弾で壁を壊したり、生身で戦車やヘリと戦ったり、敵のユニホームを着て欺いたり、赤外線ゴーグルでトラップを見破ったり、様々な能力を持つ敵兵士と戦ったり。

最後のビルに到達すると、突然ビッグボスから無線が入ります
『MGS2』でもアーセナルギア内で大佐に同じようなことを言われましたね

メタルギア戦は動かないメタルギアの脚部にプラスチック爆弾を仕掛けるだけでしたが、その後衝撃のラスボスが待っています。
シリーズを知っている今でこそ驚きもしませんが、FOXHOUND司令官として指示をしていたビッグボスこそがアウターヘブンのボスだったのです。
当時のストーリーとしてはかなり斬新だったと思いますし、今でもこのことを知らなかったらまた面白いと感じますね。

CV:大塚明夫でボスの声が聞こえてきました

新入りのソリッド・スネークに任務を与えたのは嘘の情報を持ち帰らせるため。
ですが、グレイ・フォックスを含む捕虜を解放したり、メタルギアを破壊したりと想定以上にスネークが活躍してしまったため、ビッグボスが立ちはだかることとなるのです。

ビッグボスとの激闘(ロケットランチャー4発)を終え、爆発するアウターヘブンを後にするスネーク
任務完了の報告をします
こちらもCV:大塚明夫で脳内再現されました
そんなスネークの出自は後に『MGS』で語られますね

こうして『METAL GEAR』の物語は幕を閉じますが、『MGS』シリーズ最後には暗転した状態での会話がお決まりとなっています。
第1作目の今作にも同様の演出があったのには驚きましたね。

どこからともなく聞こえてくる声
まるで映画的な終わり方ですが、続きが気になりますね

これは次回作でも死んだはずのビッグボスが再び立ちはだかるというものだったのですが、『METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN』を経て全く違う意味合いとなりました。
今作のマスターブックでも記載されていましたが、今作のビッグボスは『MGSV:TPP』で主人公だったヴェノム・スネーク。
『MGS3』や『PW』で主人公だったネイキッド・スネークではないのです。
ビッグボスが2人というのは、当時『MGSV』をクリアした方々から否定的な意見を聞きましたし、僕も腑に落ちないところはありました。
ですが、何年も経ってこうして初代『METAL GEAR』をクリアしたことで、ようやくちゃんと『メタルギア』のストーリーを繋げられたような気もしますね。
改めて『MGSV』もプレイしたくなりました。

『METAL GEAR』のトロフィーは「ゲーム開始」「メタルギアを破壊」「ビッグボスに勝利」「METAL GEARをクリア」「ボスサバイバルクリア」の5つのトロフィーです。
普通にプレイしてクリアするだけで5つも貰えますし、クリア後に解禁されるボスサバイバルもクリアすればコンプリートとなります。

クリアデータをロードするとボスサバイバルに挑めます
難易度の指定はないので、特に困ることなくイージーでサクッとクリアできました

トロフィーリストは『METAL GEAR 2 SOLID SNAKE』と共通のため、次回作をクリアしないとコンプリートはできません。
また、シナリオブックを全部読むというトロフィーもありましたね。
こちらはクリア後にストーリーのおさらいにもぴったりです。
正直普通にプレイするだけでは分からないところもありますからね。


METAL GEAR 2 SOLID SNAKE

シリーズの基本概念を確立したゲームデザイン

特殊部隊FOXHOUNDを離れたソリッド・スネークが、宿敵となったビッグボスと決着をつけるエピソード。のちに「ザンジバーランド騒乱」と呼ばれる事件を描く。ビッグボスの行動原理や戦う場所を失った兵士たちの末路を描くことでドラマ面も強化された。前作は「敵兵に見つからないように」潜入するゲームだったが、今作は敵兵がスネークの足音を感知し、スネークが壁をノックすることで敵兵を引きつけるといった「聴覚」をゲームデザインに組み込み、よりスリリングな潜入が行えるようになった。『メタルギア』シリーズ正史の発売順としては2作目。

『METAL GEAR 2 SOLID SNAKE』

『METAL GEAR 2 SOLID SNAKE』は『METAL GEAR』の続編にして、様々な面での改良を感じられる作品です。
敵兵が聴覚に反応したり、ホフクが可能となったり、ストーリー面でも前作以上にパワーアップしていました。

スネークもバンダナを巻いた今のビジュアルとなりました
無線で支援してくれる謎の人物「ファンの一人」。『MGS』でのあの声が蘇ります

反面相変わらず難易度は高いしヒントは少ないしと、プレイは非常に苦労しましたね。
前作同様、難易度はイージーにして攻略を開きっぱなしで一気にクリアまで進めました。

サクサク進めたものの、それでも3時間近くかかりました
「タップコード」を用いた面白いギミックもありました。でも攻略サイトを見ちゃいました
『MGS』で登場したのと似ている螺旋階段や武器庫もありましたね
シュールな場面。操作に合わせて後ろのキャラクターがついてきていました。1番後ろのマッドナー博士は『MGS4』でも名前が出ましたね。この後の展開を思うとスネーク自身も気まずく思ってそうです

前作ではあまり描かれなかったスネークの人となりも描かれました。
スネーク自身がよく喋るようになり、時折ジョークを言ったりもしていました。
どれもCV:大塚明夫で再現されるのが最高でしたね。
その中でも特に好きなのはザンジバーランドの傭兵の一人、ランニング・マンとのやりとりです。
このランニング・マンはPSPのゲーム『METAL GEAR ACID』で知ったキャラクターで、同作では便利な性能で非常にお世話になっていました。

世界一俊足な傭兵ランニング・マン
戦闘前にわざわざフィールドを1周して速さを見せてくれます。本人によると短距離走が得意だそうです
ランニング・マンを追いかけながらその移動ルートに地雷を設置すると、勝手に踏んで自爆してくれました
この返しが最高にクールですね

難易度は難しかったり不親切な点もありましたが、振り返ってみれば面白いゲームだったかもしれません。
特にストーリーが良かったですね。
前作以上にしっかりと物語が展開されましたし、登場するそれぞれのキャラクターにも焦点が当てられていました。
冒頭でキャンベル大佐も登場しましたし、マクドネル・ミラーにグレイ・フォックス、ビッグボス(ネイキッド・スネーク)と後のシリーズでも登場するキャラクターたちにも再会できました。

今作でのメタルギア。脚にグレネードを投げ込んで倒します
メタルギアに乗っていたのはグレイ・フォックス
殴り合いの末倒しますが、その後の『MGS』の展開を思うと目頭が熱くなります
ザンジバーランドでもビッグボスと対峙します
このセリフは印象的でしたね
ここで『MGS3』のザ・ボスを思い出しました
シリーズを一通り知ってからプレイすると全然違いますね
ビッグボス(ネイキッド・スネーク)にとって、これがスネークとの1回きりの最後の闘いでした。『MGS4』のラストを思い出すと泣けますね
間接的ではありますが、ビッグボスの倒し方を教えたのはマスター・ミラーでした。カズ……
こうしてスネークとビッグボスの因縁は幕を閉じるのです。15年後に再会するまでは
スタッフロールの後、キャラクター紹介もありました
ビッグボスに続いて、最後に登場したのはソリッド・スネークでした

前作『METAL GEAR』同様、クリアするだけでトロフィーはほとんど集まります。
クリア後に解禁されるボスサバイバルを終えることで、全てのトロフィーを手にすることができますね。

『MG2』のボスサバイバルもイージーで終わらせました
こうしてプラチナトロフィーをゲットしたのです
トロコンまでの時間はなんと6時間でした



まとめ

こんな感じで、『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』に収録されている『METAL GEAR & METAL GEAR 2 SOLID SNAKE』をクリアしてプラチナトロフィーを取った話でした。
かつて中学生の頃にプレイをしてクリアできなかったゲームですが、大人になった今改めてクリアまでプレイできて本当に良かったです。
『メタルギア』シリーズの原点である2作を通じて、この先のシリーズに想いを馳せることができましたし、続けて『METAL GEAR SOLID』をプレイするのが本当に楽しみですね。

それでは、また。

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