![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170260707/rectangle_large_type_2_66aaaed678d950a9ce83eb6afa466f05.jpeg?width=1200)
ゲーム音楽を語る#65〜『ゼルダの伝説 風のタクト』のフィールド曲
20年越しくらいとなりましたが、念願のサントラを聴くことができました。
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
2025年の1月も折り返しとなりました。
やっぱり毎年の年度末はあっという間に過ぎていきますね。
特に1月は僕にとっての集大成となる仕事を抱えているため、毎日それなりに忙しくしています。
充実しているとも言い換えることができますし、この仕事をもって卒業するとなると少し感慨深いですね。
さて、昨年の終盤よりあまり遊ばなくなってしまったゲームですが、今年も全然遊んでいません。
1月1日に暇を持て余し、妹と『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』を1ゲーム遊んだのみです。
休日もnoteに費やす時間がかなり多いですし、やりたいゲームもなくはないのですが全く手をつけられていません。
これは大問題です。
そんな中、今週の火曜日、1月14日に「Nintendo Music」のアプリで聴けるゲーム音楽として、『ゼルダの伝説 風のタクト』の楽曲が追加されました。
『風のタクト』はゲームキューブで2周、Wii UのHD版もプレイした思い入れのあるタイトルです。
ずっとサウンドトラックを購入するか迷っていた作品なため、配信されて嬉しい限りです。
これまでNintendo Musicのアプリで配信された『ゼルダの伝説』の楽曲は、『時のオカリナ』を除いて全部サントラを持っていたので、ようやく持っていないサントラの楽曲が配信されましたね。
Nintendo Switch Online加入者限定のスマートフォンアプリ『Nintendo Music』に『ゼルダの伝説 風のタクト』の楽曲が追加。
— ゼルダの伝説 (@ZeldaOfficialJP) January 14, 2025
「大海原」「竜の島」などの楽曲をお楽しみいただけます。#ゼルダの伝説 #風のタクトhttps://t.co/mOB78aPczj pic.twitter.com/HwsASQfTLl
ということで、今回はゲーム『ゼルダの伝説 風のタクト』の序盤のフィールド曲について。
サントラとして聴いたら新しい発見もありましたし、当時プレイしていた気持ちを思い出すことができました。
前回のゲーム音楽はこちら。
プロロ島
プロロ島はゲームの主人公リンクの生まれ故郷です。
名前の通り物語のプロローグで登場する島となっており、物語の中盤でも再訪する重要な島となっていますね。
ここで流れる『プロロ島』は穏やかな楽曲ではあるのですが、実は『時のオカリナ』の『コキリの森』のフレーズが引用されています。
よく聴かないと分からないくらいのアレンジですが、Nintendo Musicのアプリでは『時のオカリナ』の楽曲も聴けるため比較してみましたが、確かに流れていて驚きましたね。
タウラ島
タウラ島はゲーム序盤で訪れる商人の町で、いろいろな人が暮らしている賑やかな島となっています。
ゲームの中ではある意味拠点となる島で、マップのちょうど中央付近に位置していることもあってよく訪れていました。
今回Nintendo Musicで聴いていて感動したのが、どこかで聴いたことのあるフレーズが聴こえたからでした。
調べたところ、『神々のトライフォース』の『カカリコ村』のアレンジであることが判明しました。
『神トラ』は名作中の名作ですし、カカリコ村にも何度も訪れていたので記憶に残っています。
この曲をきっかけに今回の記事を書こうと思ったくらいですし、当時は全く気がつかなかったのも驚きでしたね。
大海原
『大海原』は『風のタクト』のメインフィールドである航海中の楽曲です。
壮大な雰囲気のイントロと爽やかなメロディが印象的な最高の楽曲です。
ゲーム的には殺風景な会場をひたすら移動するのが退屈だったり、方向転換するのにわざわざタクトを振らなければならないのが面倒ではあるのですが、楽曲としての良さは今作の中でも上位に入りますね。
呪われた大海原
『呪われた大海原』は森の島をクリアしてからプロロ島に再び訪れるまで流れる、航海中の楽曲です。
原曲である『大海原』に『ガノンドロフのテーマ』を足しているアレンジとなっており、不気味な雰囲気が漂うものとなっています。
このアレンジもゲームキューブ版、Wii U版をプレイしていた時に全く気がつかなかったのが悔しいくらいでした。
竜の島
竜の島はリト族が住む島で、同名の楽曲はゲーム内屈指の神曲です。
民族音楽風な楽曲で、険しい火山島の雰囲気に良く合う名曲となっています。
サントラに収録されているのはゲーム内でカットされたベースの音が入ったものとなっており、Nintendo Musicではこのベース入りのバージョンを聴くことができますね。
また、『風のタクト』発売から15年後に発売された『ブレス オブ ザ ワイルド』にもリト族が再登場し、リト族たちの村の楽曲である『リトの村』として『竜の島』がアレンジされました。
ノスタルジックな癒し系BGMへと変貌しているのがまた最高でした。
『風のタクト』最高のボス戦曲といえば『モルド・ゲイラ』なのですが、2023年の『ティアーズ オブ ザ キングダム』の風の神殿のボス「フリザゲイラ」戦にてこの楽曲がアレンジされました。
このボスはリトの村に異変をもたらしている存在となっており、ボス戦中にも『リトの村』の原曲である『竜の島』のBGMが使われていましたね。
森の島
森の島はコログ族が住む島で、緑豊かな風景が印象的なフィールドとなっています。
ここで流れる『森の島』は『時のオカリナ』の『コキリの森』のアレンジで、『プロロ島』よりは分かりやすいものとなっています。
森の島の中
『森の島の中』は文字通り森の島の中で流れる楽曲で、上の『森の島』のアレンジにあたる楽曲となっています。
『森の島』同様『コキリの森』のフレーズが使われている他、『サリアの歌(真宵の森)』のフレーズも使われていましたね。
今回のサントラを聴いて感動したポイントの2つ目となった曲となっており、しっかり『時のオカリナ』との関連性を示しているのが最高でしたね。
当時気がつかなかったのが悔しいくらいです。
まとめ
こんな感じで、ゲーム『ゼルダの伝説 風のタクト』の序盤のフィールド曲について語りました。
序盤のフィールド曲に絞っての紹介となりましたが、改めて『風のタクト』が名作だったと感じましたね。
どの楽曲も素晴らしすぎてずっと聴いていたい程ですし、それぞれ「ながさチェンジ」に対応してひたすらリピートできるのも最高です。
ずっと欲しかったサントラを聴けたのも嬉しかったですし、Nintendo Switchでもゲームキューブのタイトルが遊べる日が来るのが待ち遠しいですね。
それでは、また。