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AirPods Pro 2の「適応型オーディオ」が凄かった

ここまでいいとは思っていませんでした。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

僕は常に音楽を聴いています。
部屋では2台のHomePod miniで何かしら流していますし、お風呂やリビングでもBluetoothスピーカーを通して音楽を聴いていますし、車の中でもBluetooth接続してラジオを通して音楽を流しています。
家の外に出れば、移動中は基本的にAirPods Proで音楽を聴いていますね。

AirPods Maxも持っているのですが、右側のイヤーパッドから異音がするため最近はほとんど使用していません。
そのため外出時に音楽を聴く時はAirPods Proだけを使用していますね。
これはかなりもったいないとは思っているので、近い内に修理にでも出した方がいいのかもしれませんね。

AirPods Proといえば、今現在使用している僕のApple製品の中で唯一のLightningケーブルが必要なデバイスです。
昨年iPhoneを15 Proに機種変更したことでiPhoneもUSB-Cに対応したのですが、改めて考えるとこれは非常に大きな変化でした。
機種変更した当時はケーブル1つ変わるだけで特に大したことはないと考えていましたが、半年近く使ってきて使用するデバイスがUSB-Cで統一できるのはかなり便利になったと実感しています。
一応USB-Cの充電ケースも単体で売られていますが、わざわざ今使っているLightningのケースを手放すほどのものではないとは思っています。

ということで、今回はほとんど毎日使用しているAirPods Pro 2について。
昨年9月のiOS 17で追加されたものの、ほとんど使ってこなかった機能の良さを実感できた話をします。



「適応型オーディオ」が凄く良かった

「適応型オーディオ」はiOS 17によって追加されたAirPods Pro(第2世代)用の新しいモードで、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを状況に応じて自動的に調整するモードとなっています。
AirPods Pro 2は元々持っていましたし、これまでAirPods Proを摘むことで行えたモード切り替えはノイズキャンセリングと外部音取り込みでしたが、iOS 17にアップデート後は後者が適応型オーディオに入れ替わるようになりました。
こういった経緯で使う場面もあったのですが、どうしてもノイズキャンセリングの魅力には劣るように感じていました。

新しいノイズコントロール「適応型」。正にノイズキャンセリングと外部音取り込みの中間に位置するモードでした

僕の感想とは裏腹に、様々なメディアを見ると割とこの「適応型オーディオ」の評判はいいものでした。
ちょっと触って微妙に感じていたのもアレでしたので、実装から半年近く経ったけどちゃんと使ってみようと思った次第です。
そこで今週に入ってから数日ほど試してみたのですが、これが中々に良くて感動したのでこの記事を書いています。

コントロールセンターでも変更が可能です

適応型オーディオは何度も言っている通り、ノイズキャンセリングと外部音取り込みの中間に位置するモードとなっています。
感覚的には外部音取り込みをベースにしつつ、弱めのノイズキャンセリングが効いたような感じです。
これまで僕は基本的にノイズキャンセリングしか使用していませんでした。
音楽の世界に浸りたいという気持ちもあるのと、近所に片道3車線の大きな幹線道路があるということもあって、なるべく外部の音をシャットアウトするようにしていました。
ノイズキャンセリングから外部音取り込みに切り替えるのは買い物をする際、レジに並んだ時くらいです。
この時に音楽を止めるのもセットでしたが、毎度のようにこれをやるのは少し面倒だとも感じていました。

摘むだけで簡単に切り替えられますけどね

ですが、今週に入って適応型オーディオを試してみたところ、確かに外部音取り込みがベースなので遮音性はそこまで期待できません。
普通に外部の物音が聞こえる感じでした。
ですが、ノイズキャンセリングの方もちゃんと機能しており、幹線道路の脇を通ってもそこまで車の音は気になりませんでした。
アクティブノイズキャンセリングモードにしていると周囲の物音はほとんどシャットアウトされてしまいますが、適応型オーディオだとちゃんと外部の音も聞こえる状態ですし、何だったら電車内のアナウンスとかも普通に聞こえそうですね。
初めは外部音取り込みが強すぎて微妙に感じていたのですが、しっかりノイズキャンセリングも機能しているという点を確かめられたので評価が一変しました。


「会話検知」との組み合わせが最高だった

iOS 17でAirPods Pro 2に適応型オーディオが追加されましたが、他にもオーディオ関連の新しい設定が追加されていました。

地味に使用感が変わる機能です

「パーソナライズされた音量」は周囲の状況と音量設定に応じて、自動的にメディア音量を調整してくれる機能です。
正直なところ、この恩恵はあまり感じることはできていません。
今後何か分かったら追記します。

目玉機能の「会話検知」はAirPods Pro 2を装着しながら話し始めると、音量をシームレスに下げて目の前にいる人の声を強調するという機能です。
会話が終わると自動的に音量が上がって元のノイズコントロール設定に戻るほか、AirPods の軸の部分を長押しするか上にスワイプして、手動で会話を終了することもできます。
これの精度も中々に悪くなく、独り言ではなくしっかり声を出した際に音量を下げて外部音取り込みモードに変えてくれるのです。
ただ普段ノイズキャンセリングしか使わない僕には相性が悪く、周りの音がシャットアウトされた状態から会話が聞こえるようになるので、最初の会話はあまり聞き取れませんし、それぞれのモードの切り替わりも違和感があるのです。
正直オフにしてもいいと思っていましたが、せっかくの新機能なので中々変えられずにいました。

ですが、数日使ってこの「会話検知」は「適応型オーディオ」との組み合わせが非常に素晴らしいということを実感できました。
というのも、適応型オーディオにしていると声などの音はちゃんと聞こえる状態ですし、会話検知により会話をすると音楽の音量も下げてくれます。
ノイズキャンセリング時のような、モードが切り替わる時の違和感を全く感じることなく会話に移行できるのが本当に便利でした。
あまりにもシームレスに切り替わるため、適応型オーディオの状態でずっと耳につけていても問題なさそうです。
シチュエーションに応じて操作する必要もなく、常にAirPods Proを装着していてもいい感じですね。

最高の組み合わせでした



まとめ

こんな感じで、AirPods Pro 2の適応型オーディオと会話検知の組み合わせが最高だった話でした。
少し触って微妙に感じていたこれらの機能ですが、しっかりと使うことでようやくその良さを実感することができました。
正直な話、コンビニでの買い物が本当に便利になりました。
レジに辿り着いてもAirPodsを操作する必要がなくなりましたし、音楽を聴いているそのままの状態でスムーズに会話もできます。
これは本当に素晴らしい機能でした。
今後は常に適応型オーディオの状態で過ごし、周りの雑音が気になったらノイズキャンセリングに切り替えるのが良さそうですね。

それでは、また。

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