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『ドラゴンボール』が最高に面白かった話

王道バトル漫画の原点にして頂点でした。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

noteではあまり語っていませんが、実は漫画を読むのが好きです。
毎朝のルーティンとして、起きたらまずiPadで「マンガワン」と「ジャンプ+」のアプリを起動して、その日に更新された漫画を読んでいます。
紙の書籍ではずっと『ONE PIECE』を買い続けていますし、今も最新巻を追っている漫画はKindleの方で購入し続けています。

電子書籍のいいところは、置く場所に困らないのと時折行われるセールが魅力的なことですね。
KindleだとAmazonのポイントもつきますし、最近ではAmazonポイントが50%もつくということで実質半額みたいなセールも行われています。
思わず勢いに任せて全巻まとめ買いなども行ったりしちゃいますね。
全巻まとめ買いは余裕がある時にしか行えませんが、それまで気になっていたけど読んだことがなかった作品に触れられる上、最後まで止まらずにどんどん読み進められるのが最高なんですよね。

さて、今年の4月、全巻まとめ買いで非常に有意義な時間を過ごせた作品に『ドラゴンボール』という漫画がありました。
知らない人はいないくらいの王道少年漫画ですが、僕は序盤の方しか読んだことがないという人間でした。

セールのタイミングで読み始めたところ、面白さに一気に引き込まれましたし、全42巻中半分の21巻まで読んだタイミングでnoteにも軽く感想を書きました。
本当は読み終えた時にまたnoteを投稿するつもりでしたが、書くタイミングを逃している内にこんな時期になってしまいました。
改めて『ドラゴンボール』の感想を書くにあたり、また1巻から読み返すことにしました。
これまで電子書籍はiPad miniで読んでいましたが、手放したので代わりにiPad Proを使って最後まで読み切りました。

iPad miniでは縦持ちで読んでいましたが、iPad Proは横持ちで読んでいます。常に見開き2ページ読めるのが最高でしたね

ということで、今回は漫画『ドラゴンボール』について。
最初から最後まで2回読んだので、その感想をまとめようと思います。



『ドラゴンボール』の感想

『ドラゴンボール』は鳥山明による長編漫画作品で、1984年から1995年まで『週刊少年ジャンプ』に連載されていました。
僕が生まれたのは1991年なのですが、小さい頃漫画は読んでなかったですし、テレビアニメ『ドラゴンボールZ』の放送も見たことはありませんでした。
非常に有名なので何となく知っているくらいで、ちゃんと漫画を読んだのも中学生になってから、バスケットボール部の後輩の家で最初の天下一武道会くらいまで読んだだけでしたね。

そのまま『ドラゴンボール』を知らずに大人になり、子どもと関わる仕事に就くようになりましたが、不思議なことに今の小学生も『ドラゴンボール』を知っているのです。
4年くらい前、子どもたちの間で『鬼滅の刃』が流行っていた頃、無関心を装っていましたが漫画を読んでみたところ見事にハマりました。
原作を読んだことはないけど、アニメの影響で流行っている作品ってたくさんありますが、いざ自分でも読んでみると面白さに気づくということがあったのです。
『ドラゴンボール』もいつか読もうと思っていましたが、結局手を出せたのは原作者の鳥山明がなくなってからだったのでした。

上の記事でも少し触れましたが、大人になってからようやく読めた『ドラゴンボール』は本当に面白い作品でした。
これぞ確かに王道バトル漫画です。
僕は『ONE PIECE』が好きでずっと読んでいますが、『ドラゴンボール』の影響は計り知れなかったということに今更ながら気がつきましたね。
あまりの面白さに読む手が止められませんでしたし、久々に漫画を読んでワクワクしていました。
そんな『ドラゴンボール』について、読んでいて感じたことを幾つか挙げてみようと思います。

最後までドラゴンボールを集めていた

僕の中で『ドラゴンボール』は序盤のイメージしかありませんでした。
尻尾の生えた少年孫悟空がブルマと一緒に世界を旅して「ドラゴンボール」を集めるのです。
7つ集めると願い事が叶う球を求めて冒険するのですが、最初に集めてそれで終わりだと思っていました。

ですが、物語が進んでもその後何度もドラゴンボールを集めては願い事を叶えてもらっていましたし、中盤以降は死を取り消すためにここぞという場面でも使われていました。
ある意味では反則級なアイテムですが、割と物語の根幹に残したまま話が進んでいくのがかなり印象的でしたね。
ドラゴンボールは漫画のタイトルでもありますし、最後までしっかり使われていたのは予想外でもありました。

繰り返される天下一武道会

ドラゴンボールと同様、天下一武道会は序盤だけのイベントだと思っていました。
それが作中では5回も開催されましたし、初回、2回目と準優勝だった孫悟空が3回目で優勝できたのは感慨深くもありました。
4回目は1日だけ蘇った孫悟空に加えて仲間たちも揃って参加したのはワクワクしましたし、5回目は最終回として描かれたのも本当に良かったですね。
『ドラゴンボール』といえば強敵との死闘が見どころではあるのですが、純粋なイメージとしてはドラゴンボール集めとこの天下一武道会な感じがしていました。
どちらも序盤だけのエピソードと思っていたところ、最後の最後まで描かれていたのがかなり面白いところでした。

インフレし続ける強敵とのバトル

『ドラゴンボール』最大の魅力が強敵との戦いです。
ものすごく強い敵が登場して、打ち勝つために修行して挑むところは正に少年漫画の醍醐味です。
撃破した強力なライバルがその後仲間になるのも嬉しいところですし、その次のエピソードではもっと強力な敵も登場します。
パワーアップした仲間たちでもギリギリを攻めるところがまたハラハラしますし、バトルもより激しさを増していくので最高にドキドキしましたね。

ネタとして知っていたこのシーンですが、直前の流れからこれは絶望しかありませんでした

強力な敵とのバトルもそうですが、作中での時間の流れに合わせて仲間たちも成長していくのがまた良かったですね。
後半では孫悟空の子ども世代が中心となっていますし、後に託すというのも中々にいいテーマです。
それでも最後の最後は主人公の孫悟空に任せるしかないのもいいものでした。

ようやく原点を知れた

最初はよくあるギャグ漫画みたいな話でしたが、バトル漫画として軌道に乗ってからは結構シリアスな話が続いたりしていました。
バトルがメインとなってからは面白さが加速しましたし、国内外に多くのファンがいるのも納得できます。
僕は完全に『ONE PIECE』世代ではあるのですが、現在最前線で活躍する多くのクリエイターはやっぱり『ドラゴンボール』に多大なる影響を受けています。
そもそも『ONE PIECE』もそうですからね。

僕の好きなイラストレーターで、バットマンやスーパーマンなどのアメコミでイラストを担当するホルヘ・ヒメネスというアーティストがいます。
アメコミの絵柄って結構癖があるものが多いのですが、このアーティストは割と日本人受けしそうな絵柄なのが魅力的でした。
また、アクションシーンのダイナミックさも目を見張るところがあり、例えばスーパーマンのこのイラストとかかなり印象的でした。

真ん中のスーパーマンことクラーク・ケントを中心に、親子3代に渡る絆が描かれています
実は『ドラゴンボール』のこのシーンが元ネタだったのです

海外のアーティストが日本の漫画が好きと言ってくれるのは、日本人として嬉しい限りです。
このイラストが公開された当時は元ネタの『ドラゴンボール』に触れてませんでしたが、今年に入ってようやく読むことができました。
最後まで読む過程で様々な作品の原点を知れましたし、最後の最後までワクワクしながら漫画を読めて最高に楽しかったですね。



まとめ

こんな感じで、漫画『ドラゴンボール』を最後まで読んだ感想でした。
これまで読んでこなかったのはもったいないほどの作品でした。
王道バトル漫画の原点にして頂点な作品でしたし、読んでいて本当に楽しかった記憶しかありません。
今更ではありますが、この漫画を読めて本当に良かったですし、僕の中でかなり大きな位置を占める作品にもなりました。

それでは、また。

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