『DEATH STRANDING』が発売4周年を迎えました
TOMORROW IS IN YOUR HANDS.
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
ここnoteでは僕の「スキ」なことについて、日々だらだらと語らさせて頂いています。
記事は様々なジャンルごとにマガジンという形で分けていますが、この中でも最も多い記事数なのがゲームに関するものとなっています。
ゲームは幼少期から好きな「遊び」でして、30歳を過ぎた大人になった今でもずっと好きで遊び続けています。
僕に取って1番大きな趣味でもありますが、この趣味を外で語るには少し憚られるところがあるような気もしますね。
さて、今年の3月に「自分を作り上げたゲーム4選」という記事を投稿しました。
これは今の僕を作り上げたゲームについて語ったもので、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』『KINGDOM HEARTS』『ファンタシースターオンライン エピソード1&2 Plus』『Call of Duty: Modern Warfare 3』の4つを取り上げました。
改めて振り返ってみると妥当なタイトルではあるのですが、趣向を変えて「自分を変えたゲーム4選」という作品を挙げてもいいかもしれません。
上の記事と重複するタイトルもありそうですが、幾つかは別のものとなる気がします。
その中でも確実に挙げるだろう作品はこれですね。
今回のタイトルにもなっている『DEATH STRANDING』です。
ということで、今回は本日で発売4周年を迎えたゲーム『DEATH STARNDING』について。
長らく語りたい思っていたタイトルですが、ようやく記事にできる日が来ました。
『DEATH STRANDING』のはじまり
『DEATH STRANDING』は今からちょうど4年前、『メタルギアソリッドV』を最後にコナミを退社した小島秀夫が、新スタジオ「コジマプロダクション」を立ち上げて初めて開発した完全新規のタイトルです。
小島監督の作品は『メタルギアソリッド』シリーズでゲームや小説を通して追っていましたが、そこまで熱心なファンではなかった気がします。
というのも、『MGSV』が未完に思える作品で僕には合わなかったことや、毎年発売されている『CoD』シリーズばかり遊んでいたため、この作品にあまり魅力を感じていなかったのです。
SNSを通してこの作品への盛り上がりは把握していましたが、それでもイマイチ興味を持てずにいました。
そんな僕を決定的に変えたのが、発売前日に公開されたこの動画でした。
スペシャル対談ということで、『DEATH STRANDING』を作り上げた小島監督と、僕も昔から好きなゲーム実況グループの「2BRO.」が今作について語っていたのです。
これには素直に驚きましたね。
世界的に有名なクリエイターと、よく知っているエンターテイメントチームが対談していたのですから。
これをきっかけに『DEATH STRANDING』に興味を持ち、翌日の発売日にはダウンロード版を購入したのです。
唯一無二のゲーム性
ゲームを始めたのは発売日の夕方からでしたが、その面白さに一気に引き込まれました。
面白すぎて止め時を見失うゲームは久々でしたし、日々少しずつプレイを重ね、発売から20日後にはノベライズ版も購入しました。
このノベライズは2周目と称してクリア後に読みましたが、ゲームは発売翌月にクリアして、さらにその翌月にプラチナトロフィー取得までやり込みました。
本当に面白いゲームでしたね。
『DEATH STRANDING』は依頼された荷物を受取人まで届けるゲームです。
荒野や山、勾配のある地形や川などを梯子やロープなどのアイテムを使ったり、時には車やバイクなどの乗り物に乗ったり、橋やジップラインを建設して荷物を届けるのです。
ただ荷物をたくさん所持すると重量が増え、移動速度が低下したりスタミナが減りやすくなったり、さらにはバランスを保つのが難しくなったりします。
転倒すると荷物にダメージが入って劣化してしまい、届けた時の評価が下がってしまうのです。
こんな荷物を運ぶだけのゲームですが、これが絶妙に面白くて病みつきになってしまいました。
特に複数の依頼を受注した後、効率のいい配送ルートを考えて実行するのがまた面白いのです。
配送してもらえるのは、受取人からの「いいね」という評価のみ。
「いいね」を貰ってもスタミナが少し回復するくらいですが、これが結構嬉しかったりするんですよね。
特別な効果がなくても、他者から感謝されることの素晴らしさを実感できました。
しかもゲーム内では至る所でこの「いいね」が貰えます。
自分の通った道を他のプレイヤーが通ったり、作った建築物を誰かが使用するだけでも「いいね」してくれるのです。
同様に自分から他のプレイヤーにも「いいね」が送れたりできるので、優しい気持ちの連鎖が非常に素敵に感じるんですよね。
荷物を運ぶ、感謝される。
日常でもありふれた単純なものではありますが、『DEATH STRANDING』はこんな当たり前なことを改めて考えさせてくれた素晴らしい作品でした。
最高な音楽とも出会えた
『DEATH STRANDING』はその独特な世界観やゲーム性が素晴らしいところですが、音楽が非常に素晴らしいものとなっています。
様々な海外アーティストともコラボレートしており、非常に印象的で引き込まれるオープニングはLow Roarの『Don't be so Serious』でした。
オープニングだけでなく、フィールドを歩いて配送先に近づくと流れたりもします。
これが本当に素晴らしい演出でして、苦労して荷物を運び、配送先に近づくに連れてどこからともなく音楽が流れてくるのです。
配送先に辿り着くと音楽は消えてしまいますが、拠点のプライベートルーム内で自由に聴くことができます。
どの音楽も素敵で、あまり聴かなかったジャンルの音楽とのたくさん出会うことができました。
サントラも購入しちゃいましたね。
『DEATH STRANDING』を通して出会えた音楽の中では、今現在もめちゃくちゃハマっているBring Me The Horizonもありました。
『DEATH STRANDING』にインスパイアされた『Ludens』という楽曲が非常にかっこよくて好きになり、時を経てApple Musicに加入した際に他の曲も聴いたところ大ハマりしたのです。
Bring Me The Horizonと出会えたのはこの『DEATH STRANDING』のお陰でしたね。
ゲーム内で流れる音楽ではLow Roarの曲が多かったこともあり、アルバムも購入して聴くこともありました。
他にも星野源の曲の良さも知りましたし、僕に取って『DEATH STRANDING』の音楽は様々な音楽と出会わせてくれ素晴らしいものでした。
グッズで世界と繋がった
『DEATH STRANDING』があまりにも良かったので、様々なグッズを購入しました。
ゲーム内に登場する「ストランド」のキーホルダーだったり、ルーデンスのミニフィギュア、日常的に使える衣服やバッグ、ハンドタオルなど、様々なグッズを買い揃えてしまいました。
デザイン性がいいものもありますし、『DEATH STRANDING』を制作した小島プロダクションが好きだという気持ちもあります。
グッズに関する思い出で印象深いのは3つありました。
1つは昨年3月に記事にしましたが、コジプロとコラボしたGUの衣服を身に纏ってApple Storeに行ったところ、外国人の店員さんと話が盛り上がったのです。
僕は元々社交的な方ではありませんが、共通の話題を見つけて話しかけてくれたのは嬉しいと思いました。
残念ながらその店員さんは『DEATH STRANDING』は途中からやっていないそうですが、小島監督は本当に素晴らしいゲームを作る人だという話題で盛り上がったのをよく覚えています。
2つ目は昨年の9月。
弟と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム THE MORE FUN STUFF VERSION』を観に行ったのですが、映画が終わって劇場を後にする際、僕が着ていた『DEATH STRANDING』のTシャツに反応した人がいたそうです。
その人はカップルで映画を観に来ていたそうで、僕のTシャツに興奮して彼女さんに熱く語っていたみたいです。
知る人ぞ知るみたいなところはありましたが、少し嬉しかったりしましたね。
3つ目は今年の4月末。
『ゼルダの伝説』グッズが欲しくてNintendo TOKYOに行ったのですが、この時もGUのコジプロコラボTシャツを着て行きました。
そのTシャツは今作の続編である『DEATH STRANDING 2』のTシャツでした。
胸のところに『DS2』とだけ描かれているものですが、Nintendo TOKYOの店員さんが見事に反応してくれました。
これも非常に嬉しかったです。
歩くのが楽しくなった
『DEATH STRANDING』はクリアしてからもプラチナトロフィーを取るまで遊んでいたのですが、その途中で作中で流れる音楽を全部購入して聴くようになりました。
さらにApple Watchを手にしたことで、外を歩く機会も増えるようになりました。
『DEATH STRANDING』の音楽を聴きながら外を散歩するのが本当に楽しく感じるようになったのです。
『DEATH STRANDING』の世界ではよく雨が降ります。
この雨は「時雨」と呼ばれ、触れたものの時間を奪います。
生身の身体でこの時雨を浴びると、雨が触れた部分が老化してしまうのです。
そのため、『DEATH STRANDING』で人々はは外に出ることを控えるようになり、さらに分断が進むようになってしまったのです。
そんな雨が印象的だった『DEATH STRANDING』ですが、こちらの普通の世界では逆に雨の中歩くのが楽しく思えるようになりました。
この当時職場へは自転車で行っていましたが、雨が降っている時は徒歩で行かなければなりませんでした。
時間もかかるし疲労も感じるし、徒歩での通勤はイマイチ好きではありませんでした。
でも『DEATH STRANDING』のお陰で、雨の中傘をさして『DEATH STRANDING』の音楽を聴いて歩くのが本当に楽しく感じるようになったのです。
これは僕の中でも大きな変化となりましたね。
ゲームは家の中でひっそりと遊ぶものでしたが、そんなゲームのお陰で外に出る楽しさを知れたのです。
2周目は『DIRECTOR'S CUT』で
『DEATH STRANDING』はPS4で発売されましたが、2021年9月24日にはPS5にて『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』が発売となりました。
これはPS5独自の機能に対応したり、武器や乗り物、建築物やミッションなどの要素が追加されたリマスター版でした。
PS4版のデータを引き継ぐこともできましたが、せっかくなので2周目として最初からプレイすることにしました。
様々な機能が追加されていたのは嬉しかったのですが、1番良かったのはワイドモードでした。
これは16:9モニタに21:9でゲーム画面を表示し、擬似的にウルトラワイドな体験を楽しめるモードです。
かなり広い画角に画面の上下は黒く、まるで映画のような雰囲気を味わえるものとなっていました。
『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』では、まるで映画のような画面でゲームを楽しむことができました。
これが非常に印象的で、普段できないゲーム体験をすることができた気がしています。
この年のゴールデンウィークに運良くPS5を購入でき、『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』は何とか2021年内にクリアすることができました。
プラチナトロフィーを取るまでプレイするつもりがまだできていません。
今後の楽しみとして取っておくつもりです。
まとめ
こんな感じで、ゲーム『DEATH STRANDING』が発売4周年を迎えたので、今作に関する思い出をまとめてみました。
『DEATH STRANDING』についてはずっと語りたいと思っていましたが、ようやく自分なりにまとめて書くことができました。
僕自身の人生にも大きく影響を与えてくれた素晴らしいゲームでしたね。
こんなに素晴らしいゲームに出会えて幸せでした。
本当にありがとうございました。
それでは、また。