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ゲーム音楽を語る#16〜『Rose confession』

シリーズの中でも1、2を争うほど好きな曲です。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

先日思い出した『ファンタシースターオンライン』について、連日のように語ってきました。

『PSO』は自身の分身であるキャラクタークリエイトに始まり、考察しがいのあるSFベースの世界観、鬼畜すぎるドロップ率のレアアイテム掘りだったり、仲間との協力プレイが魅力の素晴らしいゲームでした。
小学6年生の頃からハマり、中学生になっても度々オフラインで遊び続けていましたね。
その後のシリーズ作品も幾つか遊びましたが、どれもかなりの時間を費やして遊びまくりましたね。

そして『PSO』の魅力を支えるものの1つに音楽があります。
ここ3日ほど連続して語ってきましたが、『PSO』の音楽はいいものです。
サントラは聴き込んでいますし、久々に聴いても当時の思い出が昨日のように蘇ってきます。

ということで、今回も『PSO』のゲーム音楽について。
個人的に1番大好きかもしれない『Rose confession』についてかたります。


Rose confession

『Rose confession』は「薔薇の告白」の意味で、『PSO』エピソード1に登場する重要人物リコ・タイレルのテーマ曲とも言える楽曲です。
『PSO』エピソード1は、移民先である惑星ラグオルの地表で謎の爆発が起こり、その調査のためプレイヤーが冒険するというストーリーとなっています。
その際、プレイヤーはリコが残したメッセージに導かれるように物語の謎を解いていくのです。

ネタバレとなってしまいますが、リコは調査の過程でラグオルに封印されていた全宇宙の邪悪「ダークファルス」の依代となってしまいます。
『PSO』エピソード1最終ステージ「遺跡」のラスボスとして立ち塞がるダークファルスこそ、プレイヤーがメッセージを追ってきたリコそのものでした。
物語の都合上倒さざるを得ないのですが、倒した際に天空に昇っていくリコの精神体を確認できます。
後に遺されたのはリコを象徴する赤い腕輪(レッドリング)のみで、それがゆっくりと回転しながらスタッフロールが流れるという、非常に切ない最期となっているのです。

さらに、遺跡最深部にて特定の条件を満たすとその花畑に佇むリコの姿が見えるのです。
その際に流れるBGMがこの『Rose confession』となっているのです。
ラスボス討伐後の花畑で流れることでセットのイメージがあります。
僕はゲーム内で聴くことはできませんでしたが、印象に残る演出だと思っています。

時は流れて『ファンタシースターポータブル2インフィニティ』でもクリア後のサイドストーリーにて、『PSO』の歴史に介入するというifストーリーが繰り広げられます。
そのストーリー中ではダークファルスに取り込まれる前にリコを助けたり、一昨日紹介したオルガ・フロウとなってしまったフロウウェンすら救出するという感動の展開となっているのです。
ここでもオーケストラアレンジとなった『Rose confession』を聴くことができます。

この曲が好きすぎて、当時のマイルームのBGMはこれにしていましたね。

さらに『PSO2』を遊んでいた頃、『PSPo2i』の思い出があったためマイルームのBGMは『Rose confession』にしていました。
大枚をはたいて音源を入手し、それを流して聴いていました。
また、エピソード3のラスボスである「深遠なる闇」を倒した後、転送された花畑でもこの曲が流れます。
緊急クエスト「世界を壊す流転の徒花」でも深遠なる闇と戦いますが、クエストクリア後のBGMはストーリーと同じくこの『Rose confession』が流れるのです。
最高の演出でした。

そしてテレビアニメ『ファンタシースターオンライン2エピソード・オラクル」でも最後にこの曲が流れました。
僕は途中まで観てますが、最終5話はまだ観れていないのでアニメ内では聴けてません。
ただこのアニメ専用のアレンジもものすごく良くて、原曲に近いアレンジながら『PSPo2i』のようにオーケストラっぽいアレンジもしてあるのです。
素晴らしい曲となっています。



まとめ

こんな感じで、『PSO』シリーズで1番好きな『Rose confession』の紹介でした。
原曲のピアノの音が本当に素晴らしくて大好きで、いつの日かピアノを弾けるようになったら弾いてみたい曲の1つです。
かつて子守唄代わりにこの曲を聴きながら寝ていました。
お陰で所持している音楽の中で、再生回数はダントツで多い曲となっています。
今回改めて聴きましたがやっぱり素晴らしい曲ですね。
大好きです。

それでは、また。

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