ブレイキンのオリンピック実施を祝う巨大モニュメントはHiphop文化な門出
ブレイキン発祥の地であるNYCで、初のオリンピック開催を記念した18mのモニュメントが公開された。
モニュメントはHiphopカルチャーの始祖的なコミック『Rappin’ Max Robot』の主人公。
今でこそ巨大な市場となったHiphopカルチャーだが、1970〜1980年代はまだ草創期だった。Def Jamのような大企業は事業を軌道に乗せつつある一方、個人コミュニティレベルで活動する人々は異なる形を模索していた。そのうちの一人が同コミックの作者Eric Orrであったし、その手助けをしたのが友人のキース・ヘリング(Keith Haring)である。
当時制作を含めた多くの活動はDIYだったわけだが、今回モニュメント制作を発表した『Collab』はfabrication lab and innovation studioを謳っている。さまざまなモノづくりの立ち位置の人々が集まり、創造的な活動を行う場を提供している。
スポーツ文化としての一歩目を現代のDIYコミュニティが祝福するのは、リスペクトを払いつつ文化が継承されているように思えて、とても素敵だった。
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https://www.perplexity.ai/page/rapping-robot-statue-honors-ol-LXrKei9DRMCpWvRTxnvFyg
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