家庭菜園で作り甲斐のある野菜

家庭菜園で作りやすい野菜の記事は多いが、実際に何年か家庭菜園をやってみて、作りやすい野菜と作り甲斐のある野菜は違うことに気が付いた。

作り甲斐のある野菜とは、簡単に言えば
・スーパーで買うよりも美味しい
・使い勝手が良い
・畑やプランターの面積をできるだけ占有しない
野菜のこと。

家庭菜園は使える土地にかなり限りがあるので、その面積を最大限有効活用でき、さらに美味しく、使い勝手の良い野菜を作りたいよね。とりあえず現時点で挑戦したことのある作り甲斐のある野菜を記録しておく。

エントリーNO1. キュウリ
水分量が多く新鮮さが重要な野菜なので、スーパーで買うよりも美味しい。数種類の漬物、サラダ、冷麺など使い勝手もそれなりに良い。ただ、病気や虫に弱く、育てるのも簡単、枯らすのも簡単な野菜。

エントリーNO2. ゴーヤ(にがうり)
キュウリ以上に新鮮さが重要な野菜。スーパーで買うより圧倒的に自分で作った方が美味しい。チャンプルー、肉詰め、佃煮、ゼリーなど、使い勝手は悪くない。ただ、土の水はけや日当たりなど、環境に左右されやすい野菜なので、条件が良ければ食べきれないほどの収穫量が見込めるが、悪ければ全く収穫できないこともある。キュウリよりは病気や害虫に耐性あり。栽培場所の条件にかなり左右される野菜。

エントリーNO3. オクラ
ちょい小さ目かな?ぐらいのタイミングで収穫すると柔らかくて美味しい。複数の実を一度に収穫しようと思った場合、何本か植えておいて、ちょど良くタイミングが重なったときに収穫する必要がある。葉に虫がつきやすいので害虫ネットなど対策は必要。虫にやられながらも実は収穫できることも多いので、すぐに諦めない方が良い。葉の裏や茎にオクラ自身が分泌する虫の卵のようなものが付着するが気にしなくて良い。ただ本当に虫の卵の可能性もあるので注意。

ここから先はコンパニオンプランツ的な野菜

エントリーNO4. 春菊
基本的に虫がつかないのが嬉しい。植えて間引いて水をあげておけば育つ手軽さが魅力。鍋に入れるほかに、おひたしにしても美味しい。

エントリーNO5. 青じそ
基本的に虫がつかないのが嬉しい。畑やプランターの空いた箇所に植えておけば、刺身のつまに重宝する。新鮮な青じその大葉(若葉)は香りや触感も良く美味しい。

エントリーNO6. イタリアンパセリ
基本的に虫がつかないのが嬉しい。条件が良いと恐ろしいほど大きく育つ。大量に植えると消費しきれないのでほどほどに。

残念ながら個人的に作り甲斐のなかった野菜も記録しておく。

エントリーNO1. えんどうまめ(に類する豆たち)
手がかからず、良く育ち、収穫量も多いという優秀な野菜。ただ、我が家では活躍の場が見いだせなかった。好きな人は是非挑戦してみて。

エントリーNO2. ミニトマト
剪定や水やりなどちょっと知識が必要だが、そこまで難しくはない。ただ、収穫に掛かる手間と時間、そして占有する面積などを考えると、スーパーで買うほうが向いている野菜だと判断した。家庭菜園向けのミニトマトは皮が固い品種が多いのも残念なポイント。

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