FP技能検定試験1級・基礎編対策
先日、きんざいFP1級学科2024年1月試験の合格発表がありました。
今回の合格率は8.71%ということで前回より低く難しい印象でしたね。
最近は応用編で点数が取りづらい傾向にあり、基礎編でどれだけ点数を
取れるかで合否に影響を与えるという感じがします。
そこで、今回は私が合格した時の基礎編の学習方法を教えます。
ただ、FP1級の勉強方法は個人差があると思います。私の方法をやっても
必ずしも伸びるかどうかは受験者の努力次第ですのでご注意下さい。
学習時間を効率よく確保しよう
まず、問題なのは学習時間の確保だと思います。基礎編と応用編両方やらなければいけないので、こういう時に時間の確保が大変だと思います。
そこで、座学の時間の他にスキマ時間を活用した学習も活用します。
まず、1日の生活(長ければ1週間でもOK)の中でどれだけスキマ時間が
あるのか?それをしっかり把握することが大切です。
例えば、いつもより1時間早く起きるとか、この時間スマホいじったりとか
動画見てるとかこういう時間を少しだけでも学習に振替えられると強みになると思います。場合によっては寝てる最中でも動画を流しながら寝るとか
色々手段もあると思いますのでそれは個々にお任せします。
スキマ時間に有効な学習ツール(FP1級学科)
スキマ時間を確保したら、実際に学習に取り組むわけですが
ここでスキマ時間にお勧めのFP1級学習サイトを紹介します。
FP1級過去問道場
約10年以上の過去問が掲載されています。法改正部分も対応しているので
おススメのサイトです。基礎編・応用編両方対応しているので
スマホさえあればスキマ時間を活用して学習できます。
※現在1級は有料会員にならないと問題の解説が見れなくなっています。
ご注意下さい。
FP1級wiki
FP1級wiki様のサイト。
各分野各種論点毎に掲載されているので、テキスト代わりになります。
このサイトを眺めているだけでも対策になるので必見です。
FP1級過去問解説
FP1級の基礎編・応用編の過去問だけでなく解説も掲載されているサイト
過去の傾向等対策に役立つサイトなのでお勧めです。
YouTube~ほんださん
FP対策動画で現在人気のほんだ先生の動画集です。
各種論点から、FP1級の様々な対策が動画で確認・学習できます。
特に私のお勧めが「FP1級応用編の穴埋め対策の動画」です。
時間さえあればこの動画を流すだけでもいい対策になります。
この他にも色々ありますが、割愛させて頂きます。
代表的なものをアップさせて頂きました。
基礎編対策方法
ここから、基礎編の対策方法を紹介していきます。まず以下の事をやるように心掛けました。それについて紹介していきます。
【基礎編対策で実践したこと】
1.問題集を周回(最低でも3周)
2.基本テキストは「解らない箇所の確認の為」に用いる。
3.スキマ時間学習で学習した箇所の復習を実施。
4.時間さえあればスマホで過去問道場を回す。
5.「一問一答」は1日50問~200問解く
6.各分野の論点毎に過去問で同じような問題が出題されたかチェック
7.1日1分野に絞ってやる。(場合によっては2分野でもOK)
8.できなくても自虐的になったりしない。(絶対するな!)
9.質の高い学習を心掛ける(時間のロスと自身の慢心に繋がる為)
以上の事を実践しました。最初は大変でした。だけどやっていくにつれて、徐々にその論点が解るようになってきた時に、このやり方で良かったと実感した次第です。1~7までは組み合わせてやるのも効果があると思いますが
個々によりけりなので、自分に合った方法で実戦してみて下さい。
次に、私が実践して効果のあった方法をこれから載せていきます。
・「一問一答」は1日50問~200問解く
一番やったのがこれです。特にスキマ時間を活用してできるので
一番おススメではないかと思います。これからFP1級挑戦する方や
基礎編でどうしても点数を伸ばしたいという方にお勧めです。
上記リンクにある「FP1級過去問道場」では過去問を四択形式の他
一問一答形式で解くことも可能です。この一問一答形式が一番重宝しました
何故なら、〇×形式で解けること、解答後に解説も出る(現在は有料会員限定)ので何が間違っていたのかその場でチェックすることも可能です。
私はその問題と解説をスクショで取っていつでも見れるようにしました。
こうすればさらに復習にも活用できると思ったのと、自分はノートに書いてまとめるのが遅いので、それを補う効果もありました。
また、この一問一答を解く最大のポイントは基礎編に登場する個数問題(正しいor誤っているのはいくつあるか?)や応用編の穴埋め問題の対策だけでなく、同じ選択肢が違う受験回にも出題されているのを把握することができるという点です。
一問一答を何度か繰り返しやっていると、同じような選択肢を見かけることがあります。受験回は違えど、同じような選択肢が文章を変えて出題されていることに気づくはずです。これに気づけば同じような問題は頻出事項であることや一問一答を通じて正誤の見極めをしやすくなるメリットもあります。また、「一瞬見ただけでは吐き気がしそうな問題も実は毎回出題されている選択肢がほぼ固定だった。」という点に気づけることもあります。
ここまでくれば、難関だと思っていた基礎編の穴を見つけることができたといってもいいかもしれません。
この方法は人それぞれです。各分野毎でもいいですし、受験回毎でもいいので実践してみることをお勧めします。
質の高い学習を心掛けよう。
質の高い学習って色々あると思います。
得意を伸ばすのか?苦手を潰すのか?メリハリをつけた学習を心掛けた方がいいのかもしれません。受験者に与えられた時間は限られているのでその限られた時間の中で効率のいい学習をするのが合格への近道だと思います。
特に難関資格は長時間やらないと対策できないとありますが、しっかりと学習をできている方は、少ない時間でしっかりと各論点身につけています。
私も以前、クイズサークルの主催をしていた時に学生の方から
「学習は自分が苦手だったり、難しいと思う論点を克服する為にやるのであって、自己満足の学習は自分が学習すべき論点の時間を食ってしまう。だから、得意分野は短時間で確認したり、ザっと見直しをする程度に留めて、苦手な論点に学習を集中するのが真の学習じゃないんですか?」
学生なのにこういうことが言えるなんて、やっぱり進学校は学習方法も極めているんだなと思いました。私もそうだと思います。
そもそも「学習」の目的って何なのか?私も資格勉強しながら考えることがあります。ただやっただけよりも、目標を持ってやる学習の方が継続もしやすいですし、やりがいもあると思います。
それを意識して、質の高い学習を心掛けるようにしましょう。
以上が自分のFP1級基礎編の対策方法です。
最後は締まらない文章になってしまいましたが、意識を変えることも
大切なんじゃないかと思います。本気で合格を狙うなら学習方法もそうですが、意識の改革も大事だと思います。「学習方法は完璧だけど意識を変えなければプラスにマイナスを乗じてるのと同じ」まさにそれです。
この記事を読んで次の5月試験そして、次のFP1級合格者が出てくることを祈って記事を締めたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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