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バイリンガルが身につけたいスキルとは? 多言語スキル活かし複業(副業)を
現代の多様な働き方の中で、「複業」という選択肢がますます注目されています。特に二つの言語を話す「バイリンガル」のスキルを持っている人にとって、その言語能力は大きな強みとなり、複業(副業)を通じて収入を得る大きなチャンスがあります。
では複数言語を操るスキルを活かしてどんな複業ができるのか、具体的なステップや成功事例を交えながら紹介していきます。
バイリンガルのスキルを副業で活かす
グローバル化する市場での価値
バイリンガルとして複数の言語を操れることは、単なるコミュニケーション手段としてのスキルにとどまりません。グローバル化が進む現代において、異なる文化や市場を理解し、橋渡し役を担えるバイリンガルの存在は企業にとって非常に貴重です。
たとえば、日本企業が海外市場に進出する際、現地の言語や文化を深く理解したスタッフがいると、コミュニケーションコストが削減できるだけでなく、文化的な誤解を避けることができます。これが、バイリンガルが副業として活躍する場が多い理由です。
バイリンガル(複数言語)スキルを活かした複業のおすすめ分野
何語が出来るかによって、複業をする分野も異なるでしょう。
例えばグローバルビジネスでの需要が圧倒的に高い英語であればより多くの企業、仕事が見つかるといえます。
また中国語が出来れば、中国市場に参入する企業の手助けを行えます。特に観光や貿易での需要が高いといわれ、商談やマーケットリサーチなどで仕事があるかもしれません。
そのほかにもスペイン語、フランス語、韓国語、ドイツ語などに需要があるといえます。
では一般的に複数言語ができることで携われる複業をいくつか紹介します。
![hand, communication, PC, コミュニケーション、パソコン、会議](https://assets.st-note.com/img/1729625046-LAH1zoUDPjblOiFMChIEG38y.jpg?width=1200)
① 翻訳・通訳サービス
バイリンガルの副業の中でも、最もポピュラーな選択肢の一つと言えるでしょう。
企業の契約書や技術文書、ウェブサイトの翻訳、さらに国内の人気アプリやゲームを外国語に翻訳したり、翻訳の需要は非常に幅広いです。特に法律、医療、ITといった専門知識を持つバイリンガルの翻訳者は高い評価を受けることが多いです。
通訳も人気です。国際会議や企業間のビジネスミーティング、さらにはオンライン会議の通訳など、言語のスキルを瞬時に活かせる場面で重宝されます。
② コンテンツ制作・マーケティング
例えば英語や日本語でブログ記事を書いたり、YouTubeで異文化紹介や語学学習に関するコンテンツを発信したりすることで、広告収入やスポンサーシップを得ることができます。
特に、SEO(検索エンジン最適化)を理解していると、より多くの読者や視聴者を引きつけることができ、結果的に副業の収益を最大化することが可能です。
![lady, PC, working、仕事、女性](https://assets.st-note.com/img/1729625125-qdfMnREegX6lIO50GtwubFzx.jpg?width=1200)
バイリンガル + 別のスキルがあると◎
言語以外のスキルを身につけていると、翻訳などで働くチャンスが広がるほか、企業の海外事業展開やプロジェクトマネージャーなどとしても活躍できるかもしれません。
具体的には
・IT
・データ分析
・SNS・デジタルマーケティング
・ビジュアルデザインや映像制作
・プロダクトマネージャー
・事業責任者
・カントリーマネージャー
などが挙げられます。
またそれぞれの国で、自社製品などのローカライゼーション、いわゆる現地化させること。またマーケットエントリー(市場参入)で欠かせない存在となります。
日本には「空気を読む」「本音と建前」といった言葉がありますが、言葉だけでは読み取りきれない意図のようなものがあります。他の国よりもそうした傾向の強い日本人と、現地を繋ぐことができる存在はさまざまな企業が求めている人物像のようです。
キャリアアップ講座に応募するのも手
自治体の中には、いずれ転職をしたい人や複業・副業をしたい人などに向けて、キャリアアップ講座を開催しています。
他にもスキルを学びたいという人はぜひ活用してみてください!
東京都が提供するデジタルスキル講座
原則35歳以下の離職した方が、今後さらなる成長が見込まれるIT分野に就職できるよう、必要なデジタル関連のスキルを習得できる職業訓練とキャリアカウンセリング等の再就職支援を一体的に行う事業。
民間企業が提供するサービスも
「ユーキャン」などの企業では通信教育などを通じて、スキルや資格取得のための講座を開設しています。自治体のサービスより金銭的な負担はありますが、やってみたい仕事に挑戦できる可能性が広がると思うと学ぶのも楽しくなるかもしれません!
まとめ
バイリンガル、複数言語を話すことができると強力なスキルとなります。さらにデジタルスキル、コミュニケーション能力、そしてプロジェクト管理などのスキルを習得することで、複業やキャリアの幅がさらに広がります。一方で、海外に関わる仕事をする際には異文化理解を深め、敬意を表することが大切です。
越境をおもしろく、可能性をあたらしく。
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書き手:NANA
スペイン・バルセロナ拠点のフリーランス記者