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気がつくとそこかしこに油そばのお店が増殖!?
『過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』
私自身、金沢時代はなによりも海鮮モノが第一であったが、あの質と量を都内で味わおうと思うとお金がいくらあっても足りない。
というか、日常の生活圏内であの金沢市内の海鮮モノのレベルを満たすお店となると限りなくないに等しいという悲しい状況もあり、やはり都内に戻るとこれまでの健康的な食生活はどこへやら?
以前のように週の半分以上はラーメンをいただくという生活に逆戻りである。
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といっても、ラーメンはラーメンで大好物なのでそれはそれで問題も無いのだが(笑)
ただ、都内に戻ってきた当初は金沢時代になかなか食べる機会が無かったラーメンを食べたりということがおおかった。
この春日亭のというか、2016年夏のころはたまたま近所にまだ春日亭が在ったので顔を出したのだが、お目当ては油そばである。
入社して6年目でSEから営業に初めて職種が代わり(そもそも入社時からSE数年の後に営業へと考えていたのだが)、その時の職場が吉祥寺駅前だったこともあり、残業の時は週に2回以上は職場近所のぶぶかへ夕飯を食べに行っていたことから、油そばは20代後半の夜の思い出とともにある...(遠い目)。
当時のぶぶかの油そばに比べると現在の油そばはなかなか豪華なモノとなっており、この春日亭の炙りとん黒油そばは背脂の海に炙りチャーシューが4枚も浮かんでいる。
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その整えられた盛りを天地返ししながらタレを麺全体に絡ませながら啜っていくのがなんといっても油そばの嗜みである。
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また、この春日亭では油そばそのものもうまいのだが、TKGセットを頼んで、残ったタレにご飯をいれ、玉子を載せてTKGとしていただくことで、最後まで存分にタレの旨味を満喫出来るのだ。
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