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近江町市場で初めての海鮮丼!?

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

とりあえず一旦池袋に戻って、引越の準備を進めた週末もあっという間に終わり、翌週の月曜日にはまた朝方都内を発ち金沢へ。午後からは職場で仕事をして、平日はまたホテル暮らしの日々がくる。

こんなペースで話をしていてこの2年間の話は一体何ヶ月かかるのか?と心配になってきたところで、おそらく今後このnoteで紹介するネタのうち、一番の割合を占めるのは金沢での海鮮事情であろうかと思う。
2017年7月の写真ライブラリを眺めていて一番最初に出てくる海鮮丼がこの写真なので、おそらく金沢で初めていただいた海鮮丼がこちらということになる。

今回の出向先のナニがいいって、武蔵ヶ辻の信号を挟んで向こう側に近江町市場があったことだ。おそらく今となってはさらに観光客が訪れるようになって、普段使いで近江町市場のお店に入るのも気が引けるかもしれないが、北陸新幹線開通前のこの時期はまだ金沢の台所的な役割も果たせるほど地元民が買物に来られる市場でもあったのだ。

そんな近江町市場を物色してみようとおそらく初めて昼休み中に端から端までウロウロしたのが2014年の7月8日。
お目当てはやはり海鮮丼である。しかし、直感を信じてなんの下準備もしてこなかった私は、あまりの海鮮丼押しのお店の多さにどれがいいのか皆目見当も付かず、半分足下がフラつく中入った最後のお店でいただいたのがこの『百万石桶ちらし』である。
とにかく高級なネタであろうが、並のネタであろうがあらゆる海産物が旨いということを金沢生活早々に知ったのである。
観光客向けであろうが、百万石にかけて金箔が振りかけられているが、こんなモノはどうでもいい。
なにより驚いたのが甘えびが抱えている卵が鮮やかな緑色をしているのである。
これまで目にした甘えびでこんな鮮やかな色をした卵は見かけたことがない。
あまりのショックに食後に戻った職場のジモティな叔父さんに緑の卵の衝撃を力説してしまったくらいである(笑)

ただ残念なことは、この初めて食べた海鮮丼のお店の名前が手帳に記録されていなかったことである。


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