池袋にも森がある。
『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』
『都会』というとコンクリートジャングルのイメージが根強いが、流石に山は無いモノの副都心と言われる大きな街でも街中に大きな公園(例えば代々木公園やら新宿御苑やら)から街中の公園まで、ちょっとした緑を感じる空間は点在している。
そんな副都心の一角、『池袋』に森が存在することはご存じだろうか?
その名も『池袋の森』。
偶然見つけた商店街裏の一角になにやら怪しさを感じていたが、れっきとした豊島区が管理する公共施設である。
もとは林学の博士の敷地だったようだが、それを豊島区に移管して博士が植えた木々の管理をしているらしい。
1ブロック西には池袋西口住民向けの古くからの商店街、へいわ通りが通っているが、この池袋の森に足を踏み入れると街の喧騒から隔絶された穏やかな時間が流れている。
森といっても歩いて5分もかからずに1周出来てしまうほどの面積でしかないが、こんなところにこんな空間が?というだけでも気分転換にありがたい『池袋の森』なのである。