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部下からの贈り物で久谷満月へ!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

引越も片付きようやく一息といった引越後、初の週末だった2014年7月19日。
我が家は金沢駅から在来線に乗り加賀温泉駅へ。
心優しい以前の職場の部下たちからの贈り物で、九谷焼の『九谷満月』への旅行チケットをいただいたのだ。

期限もあったので金沢観光もろくにしてないうちから加賀温泉へ(笑)
今回の写真はそんな九谷満月へ向かっている時か、帰り際かに撮った写真である。
本来ならば九谷満月での名物の蟹釜飯の写真であったり、九谷焼の写真がトップを飾るべきであろうが、その体験よりもわたしの記憶に強く残ったのはこのなんの変哲も無い田舎道、農道を歩く妻の姿であった。

生まれてこのかた太平洋側、しかも関東平野以外で暮らしたこともないわたしが、どういう縁か金沢市民として日本海側の北陸で暮らすことになった。
しかし、いま目の前に広がるこの長閑な田舎の景色は生まれ故郷の群馬の田舎道となんら大差が無いのだ。

所詮どこで暮らそうが、ここが日本であることに変わりは無い。そんなことを実感した加賀温泉への小旅行であった。


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