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過去一ブスなうちの小春さん。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

2013年の春に我が家にお迎えした生後三ヶ月のトイプードル。
子どもがいない我が家の長女でもあるこの娘を『小春』と命名した。
ブリーダーのところで初めて会ったときはかなり人見知りな感じだったこの娘さんは、我が家に迎え入れるなりアホほど走り回り落ち着きが無いじゃじゃ馬であることが判明した。

とはいえ、妻の粘り強い躾が功を奏したのか、相変わらず落ち着きが無くとも命令をするとちゃんと答えるという頭の良さというか、素直さもこの小春さんの性格がなせるワザだと思う。

そんな小春さんも一日一日と健やかに成長を重ね、ブリーダーのところに受取に行った際には『この仔は小さめのタイニーサイズかもしれません』と言っていたのに、そんな雰囲気はどこへやら、スクスクと育っていき、タイニーどころかトイプードルの中でも大きな方ではないか?と思えるほどのサイズ感に……

当時トイプードルがすでにブームにはなっていたが、ペットショップで売れ行きが高いのはマズルが短くて手脚も少々短めのティーカップといわれるサイズ。
一方、うちの小春さんはそのサイズは言うに及ばずビッグな上に、数々のコンテストで受賞犬を輩出した血統であるが故に、その姿はマズルは長く、手脚もスラッと長めなトイプードルとしては古風な体型……

加えてはしゃぎだしたときのその姿は写真の通りこの上ないヤバいほどのブスさ加減なのである。

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