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街中の公園。

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』


新宿には新宿中央公園、渋谷には代々木公園があるが、池袋には大きな公園がない。
都市整備をかねた大きな公園はないが、駅の周りには地域住民の憩いの場としてのちょっとした公園は点在している。

東口には再開発で整備された中池袋公園に東池袋公園、サンシャインまで足を伸ばすと東池袋中央公園。
南池袋には昨今池袋のタワマンに引っ越してきた住民が池袋のセントラルパークと勘違いする再整備された南池袋公園がある。
線路を挟んで西口には駅前のIWGPこと池袋西口公園に西池袋公園。西口の住宅街には所々に児童遊園が点在する。

池袋の公園は他の副都心で見受けられる都市整備の一環としての大規模公園ではなく、地域住民がホットしに来るような公園なので、わざわざ他の街から池袋の公園に足を向けるようなものとも思えないので、印象は薄いと思われる。

そんななんの変哲も無い池袋の公園の中でわたしが好きなのは西池袋公園である。
立教大学に向かう立教通りの手前に存在するこの公園は桜や銀杏といった広葉樹が多く、日差しが強い日には木陰で涼むことができ、落ち葉で季節を感じることができる。
ほとんどがコンクリートとアスファルトで出来上がっているこの街で、四季を感じることができる数少ないスポットなのだ。



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