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金沢を旅行するにはいつがベストか?

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

今回の一枚は2015年12月の年末年始に金沢駅おもてなしドームに掲げられた幟である。
『金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。』
たしか2015年3月14日のホワイトデーに北陸新幹線が開業して、とにかく2015年は金沢全体が観光客の受け入れで浮き足立っていた9ヶ月であった。
開業後初のGWの5月にはまだ市内に充分に観光客を受け入れられるホテルが開業していなかったせいか、アパホテルの普通の客室で2〜3万の高値が付いて新聞紙上を賑わしたことを思い出した。

それほど実は北陸新幹線開業前と開業後では、金沢へのアクセスが変わったことで、2015年に金沢を訪れた観光客数も明らかに激増したことと思われる。
そんなまさに浮き足立っていた金沢で金沢市民として生活していたわたしにとって、はてさていったいいつがいいのだろうか?とこの幟の文を見て考えてしまったのだ。

まず、金沢には『弁当忘れても傘忘れるなっ!』と代々伝えられている通り、季節を問わず天気が悪い。
晴れていたかと思うと山の天候のように急に天空に雲が積もりに積もっていつのまにか空が低くなり雨が降り出すなんてコトはざらである。
なので、金沢市民は基本的に小雨程度では傘をささない。そんなことは日常茶飯事だからである。
なので、タイミングが悪いと他所から来た人にとってはいつ行っても天気が悪い!との悪印象を持たれる方も多いと思われる。

ということを念頭に置いても、わたしの2年間暮らした経験からすると11月の晩秋から12月の蟹解禁くらいまでの一ヶ月半の期間あたりが一番暑くもなく寒くもなく、観光客もほどほどでのんびりできてオススメ出来るのではないか?と思われる。

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