大阪出張帰りはサンダーバードからの湖西の車窓が楽しみ。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
前回は大阪出張時の楽しみな大阪飯の記事をアップしたところだが、2015年当時は金沢⇔大阪間は特急サンダーバードが運行していた。
なので、だいたい早朝金沢発で大阪に向かい、夕飯後にサンダーバードで帰路につくというケースがほとんどだったのだが、たまに打ち合わせが予定よりも早めに終わり、夕暮れ時にサンダーバードに乗る機会が何回かあった。
自分自身乗り鉄でも○○鉄でも、いわゆる鉄分低めな性分なのでサンダーバードでの旅に特にスペシャリティを感じるわけではないのだが、この夕暮れ時のサンダーバードで楽しみだったのは琵琶湖畔を通り過ぎるときの夕やけだった。
金沢⇔大阪間を結ぶサンダーバードはいわゆる琵琶湖西岸の湖西線のルートを経由するのだが、この湖西線はまさにしばらくの間は琵琶湖西岸をひた走るのだ。
この湖西ルートは風の影響も強く、いわゆる関東人には普通な西高東低の気圧配置となると西から東へ強風が抜けていき、まさに琵琶湖畔上は雲も少なくきれいな夕焼けが出現しやすい環境となるのだ。
こんな車窓からのちょっとした観光地めいた光景を目に焼き付けながら、大阪でのハードネゴシエーションの疲れを癒やしたものである...(遠い目)。