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木造住宅のバルコニー

『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』

おそらく幼少期に過ごした祖父母と父が暮らしていた祖父方の実家の都合よく書き換えられた記憶が原因なのだろうが、昭和を感じる路地裏と木造住宅が好みである。

できれば廃屋ではなく、今でもちゃんと住民が暮らしている物件が望ましい。
そんな昭和初期に建てられたであろう木造住宅を求めて、街をブラブラするのが趣味のようになってしまっているが、狭小地域に建てられた二階建ての木造住宅には二階部分にバルコニーのようなスペースが設けられているモノが多い。

あれは正式にはなんという名前なのだろうか?
用途としては洗濯モノの物干し台なのだが、和名『物干し台』でいいのかどうか?
個人的には二階部分の物干し台よりも、実は玄関先に柱を立てて、路地に面した物干し台が在る光景の方が好きである。
これも祖父母の家がそうだったという記憶から勝手にノスタルジックな思いを受けてのことだと思われる。


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