巣鴨名物、塩大福。
『ランダムに選んだ過去の写真からインスピレーションを受けた小咄、コラム、戯言などを書き留める写真で二言三言。』
巣鴨といえばお爺ちゃんお婆ちゃんの原宿として、かなり昔からブランディングされている観光地である。
若いうちは寄り付きもしなかった巣鴨だが、40代を超えて以降はけっこう頻繁に足を向けるようになった。
これはやはり年齢とともに巣鴨に吸い寄せられるようにDNAに予めインプットされているのだろうか?
かといって、ヨボヨボのお爺ちゃんお婆ちゃんばかりかというといまの巣鴨はそんなこともない。
さすがにとげぬき地蔵の高岩寺や赤パンで有名な巣鴨のマルジ辺りは平均年齢かなり高めであるが、とげぬき地蔵商店街を歩いている人の平均年齢はかなり若年化してきているように感じられる。
その要因の一つは巣鴨スイーツとでもいうべきか、かき氷の『雪花』や紫芋ソフトの『おいもやさん興伸』、あんぱんがおすすめな『喜福堂』等々、OL層をターゲットにしたお店が増えたからな気がしている。
そんな最近のスイーツ事情はそれはそれで認めはするが、巣鴨でスイーツといえばやはり塩大福ではなかろうか?
巣鴨駅からとげぬき地蔵商店街まで巣鴨には数多の塩大福が売られている。
なかでもわたしのおすすめはやはり老舗のみずのの塩大福。こちらは甘味も塩気もちょうど良い按配で、塩大福食べてるよなぁ〜という気になります。
甘いの苦手な貴兄には伊勢屋の塩大福がおすすめです。巣鴨で売られている塩大福の中でも一番甘さ控えめで、塩気が強いかというとそういうワケでもなく、小豆の味を味わえる塩大福でございます。