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ついに片町『グリルオーツカ』でハントン風ライスを嗜む!
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
金沢グルメというとなにはともあれ新鮮で豊富な種類の魚介類がまずは上げられる。
その豊富さは観光客が押し寄せる近江町市場に限らず、町中のスーパーの鮮魚コーナーですら、都内の大規模スーパー以上に豊富な種類とその値段の安さを誇るのである。
そんな新鮮な海の幸が溢れる金沢なので、二泊三日くらいだと魚介類だけで過ごしてしまいそうだが、金沢グルメはそれだけに限らない。
関東モンも一度は見聞きしたことがあるであろうモノとしては金沢カレーも上げられる。
都内に複数店舗を構えるゴーゴーカレー以外に、金沢カレーのルーツとその系譜を辿るだけでも研究の余地があるくらいの豊富な金沢カレーのお店が多々存在する。
それ以外にもわたしも金沢に移住してから初めて聞いたモノとして、金沢名物B級グルメとして名が上がるのが『ハントンライス』である。
初めて名前だけを聞いたときにはいったいどんなライスなのか?その名前から想像することも困難であったのだが、ハントンライスとは
ケチャップで味付けしたバターライスをオムライス状に薄焼き卵で包み、白身魚のフライをトッピングし、ケチャップソースとタルタルソースをかける[1]。金沢カレーと同様に光沢のある銀色の平皿で提供されるのが、オーソドックスなスタイルである[1]。
というモノである。
そもそもは市内のデパート大和のレストランで従業員の賄い飯として作られたモノらしいが、そんなデパート大和の料理長が独立して開業したのが、金沢B級グルメの雄である『グリルオーツカ』である。
その名前は金沢市民になった時から見聞きしていたのだが、引越以来8ヶ月してようやくグリルオーツカのドアの開いたのである。
当然、一番最初に注文したのはハントン風ライスで無いワケがなかったのである。
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