厚生食堂のテーブル脇の窓から見える金沢漁港の出荷模様。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
前回に続き、2015年の夏もとっくに過ぎ去った10月に、このままぼぉ〜っとしていては金沢の海を見ることもなく金沢を去ることになりかねんっ!
と、長田町の自宅から北西に進路を取り、ひたすら金沢の西の果て、日本海を目指したわけだが、まずはこまちなみ保存区域の大野町を徘徊したところで、腹が空いた頃合いで金沢港へ。
当然、港や日本海の潮風を浴びて、さすがに秋口では爽やかというよりも横殴りの風が寒すぎるではないかっ!?
と、寒さがしのげる港湾施設へ。ここ金沢港での一番の楽しみは金沢港で働く職員さんたち向けの厚生食堂でのランチ!
とにかく金沢港に隣接も隣接!そのまま脇にある施設なので、着席したテーブル脇の窓からは、陸揚げ後に競り勝ったお店へ出荷される魚たちが次から次へと発泡スチロールの容器に入れられて流れていくのである。
これが楽しすぎて、食事がくるまで全然待っている気がしなかったのである(笑)
ちなみに、この日注文したのは以下の写真の通り、海鮮丼とミックスフライ。
海鮮丼はタコ、イカ、マグロ、甘エビ、穴子とさわらの昆布〆と極々普通のネタだが、お値段は近江町市場の1/3程度!?
ミックスフライは近海フライという名前でメギス、さんま、イカリングがいただける。
そもそもが職員さん向けの職員食堂のようなので、2015年当時はせいぜい街の人が食べに来る程度で、そもそも観光客が押し寄せるワケではないようだったが、今となってはどんな感じなんだろうか?