これは金沢カレーなのか?な、てきさすのカレー。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
車の無い我が家では、天気の良い日の週末は夫婦揃って自転車にまたがり、自転車で片道30分圏内くらいのところまで遠征するのが週末の日中のパターンであった。
自宅マンション目の前の金石街道を西へ向かうことはこれまではあまりなかったので、この日は珍しく金石街道を西へこぎ出したのである。
しばらくするとなんか気になる看板を発見。
看板には『フライパン&カレー てきさす』と書かれている。
駐車場は車でいっぱいだったので、これは名店の予感?ということで入ってみた。
写真はてきさす名物の一つであるスタミナカレー。
見た目はカレーらしさは全く無く、半熟玉子の上にスタミナ焼肉が乗せられて、その上からたっぷりとマヨネーズがかけられている。どこがカレー?という見栄えである。
ここてきさすも金沢カレーの一つでもあるらしいのだが、ちなみに金沢カレーの特徴は?というと、
半熟カレーはカレーライスの上にガバッと載っかっているだけで、カレーのルーはたしかに黒くて濃厚、ドロッとした感じ。
カツはなくソースも無し。その代わりに焼肉にスタミナソース。
ステンレス製のお皿ではなく、白い陶器のお皿。
食べるものは先割れスプーン。
付け合わせにキャベツの千切り。
カレーのルーは全体にかかっており、ライスが見えないどころか薄焼き玉子が全体にかかって、ライスすら見えない様に盛り付けられている。
といった感じで、特徴の6つのうち4つはクリアしている。ないものはカツとステンレス製のお皿くらいである。
なので、個人的には金沢カレーの一つとしててきさすも位置付けて良いように思うのだが、金沢カレー原理主義者からはイロモノ扱いされているようである。
ちなみに味は?というととても美味しい(笑)
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