金沢時代の最後で切り替えた『iQOS』。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
今回の金沢生活の振り返りのためにMacの写真ライブラリを眺めていたらなかなか懐かしい一枚が目に止まった。
初代のiQOSである。
そもそも、年齢的に解禁と同時にそれが必然のように私は煙草を手に取り、以来愛煙家としてストレス解消のパートナーが歴代の煙草たちだった。
それまでの紙煙草からこのiQOSに変えたのは、たしか2016年の5月あたりにアメトーーク!でiQOS芸人をやった回を観て、これは良さげだな!と。
しかしこのアメトーーク!の放送が一気にiQOS人気に火を付けてしまい、それまで近所のコンビニでもけっこうレジ前に普通に陳列されていたのが、何処も彼処も店頭からなくなる始末!?
予約を入れて一ヶ月半近くたってようやく入手したときの写真である(笑)
以来、2016年の6月上旬に私は長年親しんだ紙煙草と決別をして、iQOSに切り替えたのである。
まず最初に戸惑ったのがこのサイズ感。
紙煙草のパッケージの半分とは言わずともかなり小さいパッケージに20本のヒートスティックが入っているのだが、こんなオモチャのようなモノで本当に煙草感が味わえるのだろうか?と。
確かに、これまでの紙煙草と比べると吸ったときの感じは薄くも感じたが、しかしそれも慣れで、なにより煙草の煙というモノが殆ど押さえられるというところで、妻からも部屋の中で吸っても良いという許可が出たので、以来紙煙草に戻ることなく幾星霜……
そんな愛煙生活も2023年1月に突然終焉を迎えた。
2022年の秋くらいから喘息症状のようなモノが出始めており、いろいろと検査の結果喘息であったのだが、ついでに見つかったのが左の肺の先っちょの方に若干の肺気腫が見つかったのだ。
その際に医者から、肺気腫になった細胞は元には戻らないので、このまま煙草を吸い続けているとさらに肺気腫の範囲が増えて、いつの日か酸素ボンベを転がしながら歩くことになりますよ?と脅され、これまで誰にナニを言われようが現在人のストレス解消には煙草しかないのだ!と禁煙に聞く耳も持たなかったのだが、翌日から何ごともなかったかのように禁煙生活に入ることになったのである。
以来、現在まで2年弱。特に禁煙外来やら禁煙グッズを使用することもなく現在に至る。
我ながら、一度習慣化したことを覆すことはない、やるときはやる漢である(笑)