春とともに活動的になってきた我が家。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。
2016年4月。北陸の冬ですっかり引き籠もり生活が板に付いていたのだが、春になり、金沢生活も残り3ヶ月となった我が家は冬眠から冷めた動物のように日に日に活動的になっていた。
わたし自身は冬であっても日々通勤で職場と自宅を行き来していたので、外出の機会は毎日のようにあったのだが、殆ど引き籠もりの妻がこの頃やたらと外に出始めたのである。
そんな妻が、近所のマルエーに買物がてら見つけてきたのが、大豆田本町の住宅地にポツンと佇む『Bitte』である。
いちおう今回記事にするにあたりGoogle先生に確認してみたところ、現在もまだちゃんと営業しているようだ(笑)
外観はメインピクチャーの通り若干カラフルではあるが、住宅地なのでお店の看板が無いとそのまま通り過ぎてしまうくらいである。
お店の内装もこの通り、ホント普通の一般住宅の間取りといった感じのところに本棚とか食卓とかと、まるでご家庭のダイニング?という感じ。
なので、ある意味友だちの家でお食事をいただくような錯覚に陥るのである(笑)
はじめてお邪魔した2016年4月中旬のこの時にわたしが注文したのはカジキのフライ、甘めのトマトソース付。
メインの他の小鉢は揚げと金時草の煮びたし、香の物にこんにゃく、山菜とベーコンの炒め物。
さらに汁物はえのきとわかめのお吸い物が木製のお盆にきれいに並べられて配膳されてくる。
もちろんのこと、一つ一つの料理は丁寧に作られていて普通の外食のように塩分過多という味付けでなく、とてもヘルシー。
カフェ飯に若干の抵抗を感じるわたしも充分満足の仕上がりで、この後残り3ヶ月の金沢生活中に何度かお世話になることとなった。