滋賀の神社巡り〜苗村神社
12月30日
おっさんに迎えに来てもらい会う前に話していた通り、昼ご飯は某洋食屋さんへと向かいました。早めに来たからか、少し待つぐらいで席が空きそうだったので待つことに。
20分程待ってお昼ご飯、美味しかったです♪
この日まず最初に、滋賀県蒲生郡竜王町にある苗村神社に来ました。
垂仁天皇の時代にこの地方を開拓した先祖様をお祀りしたのが始まりとされているようです。地名であった那牟羅と同音になる長寸の字にかえて長寸神社となりました。後に東本殿となり、現在東本宮となっています。
扁額は今でも長寸神社ですね。
大神宮。
東本殿。東本殿前にある石灯籠は室町時代の永享4年(1432年)の銘があり、その頃に建立されたと推定されています。 また、正徳4年(1714年)には大半の部材を取替えての大修理があり、 昭和33年(1958年)の解体修理にて復元・整備がなされました。
門松が素敵。
蟇股には神紋の洲浜紋。
このような看板があったので少し歩き回ってみたのですが、よく分かりませんでした。
平安時代の安和2年(969年)奈良吉野の金峯山から國狹槌尊と呼ばれる土地の開拓神が神域の西の方に遷座して社殿を造営し、この場所に鎮座されました。そしてこの御社を西本殿と呼ぶようになりました。
この地方最古と言われている徳治3年(1308年)の棟札によると、西本殿は建保5年(1217年)に修造され、更に徳治3年に再建されたらしいです。
寛仁元年(1017年)正月、朝廷に門松用の松苗を献上することの栄誉を戴いて以来、毎年恒例となりました。後一條天皇はこれを良しとされて、苗村の称号を贈られ、これ以後苗村神社と呼ぶようになりました。
天正年間には、織田信長が天下太平をこの神社で祈願し馬鞍一具と太刀七振りを寄進したそうです。
という訳で、西本宮へと向かいましょう。
立派な楼門。応永(1394年~1427年)頃に建立されたと考えられています。
太鼓橋。
側面には神紋の洲浜紋。
楼門
楼門をくぐると龍神池に囲まれた神社があります。
背後には参集殿があり大きな提灯が吊るされています。 どのぐらい大きいか分かりやすくする為に立たされた私(身長160)。
境内の南側には神仏混合時代の名残であろう不動堂がありました。
これは、しめ縄的な?
とっても広い境内。
手水舎。これは新年の飾りつけなのかな?
御神馬
子守の像。西本殿の御祭神、國狹槌尊の像。
拝殿
狛犬さん、目が金色でかっこいい。
ここにも洲浜紋。
奥側左から八幡社・西本殿・十禅師社。
狛犬さん、吽形。
阿形。
弊殿前の神門の左側には子守猿。
右側には厄除猿が見守ってくれていました。
次回に続きます。