私が見てきた不思議な世界9
9日目
私が学校の屋上に到着すると、写真ぐらいのサイズの紙が忙しなく走り回っていました。
少し近づいてその紙を見ると、そこにはクラスメイトの女の子の姿。しかし1つだけおかしな点がありました…足が無いのです。
不思議に思いつつもその場に立って紙が走り回るのを見ていると、屋上にその女の子がやって来ました。
そこでふと、自分とそっくりのドッペルゲンガーに会うと良くない事が起こるという話を思い出し彼女を止めようとしました。
しかし彼女は、その紙を見てしまいました。
その瞬間私の視界は真っ白になり、再び目を開けるとそこには誰もいませんでした。
代わりに彼女が写っていた部分だけが白くなっている紙が、近くに落ちていました。
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65歳のおっさんと1泊2日の旅行に行きます!!