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滋賀の神社巡り~御澤神社・剣神社

3月9日

雪が舞い散る中、おっさんと訪れたのが滋賀県東近江市の御澤おさわ神社です。

御澤神社は、推古天皇の時代に聖徳太子がこの辺り一帯を開墾し龍神を勧請し創建されたと伝えられている神社です。

残念ながらどの池か分からなかったのですが境内にある池には、ある伝説が残されているそうです。

宝亀8年(777年)小野時兼ときかねは、村を通りかかった美和姫と恋に落ち3年の夫婦の契りを結び、幸せな日々を送っていました。

3年が経ち美和姫は、こう言いました。「私は人間ではありません。前世の契り不足故に、今世で貴方様と夫婦となりましたが、その縁が今日つきたのです。」

そして時兼に手箱を渡して100夜過ぎるまで開けずに置いておくこと、そしてもし恋しくなったら、比良木の澤池に来てくださいと言い残し去っていきました。

彼女を忘れる事など出来なかった時兼は、澤池に出かけていき、10丈(大体30m)の白い大蛇に変身した美和姫に会いました。

あまりの恐ろしさに時兼は、99日目しか経っていないにも関わらず手箱を開けてしまいました。すると中から梵鐘が現れ、時兼はそれを安吉山雪野寺に納め奉ったそうです。

雪野寺はおそらく現在の滋賀県竜王町にある龍王寺だと思われます。

龍の鳥居が目を引きます。この鳥居は平成12年(2000年)の辰年記念に奉納されたみたいですね。

手水舎。

天井のは稲妻菱かな。

参拝を済ませ右の道に行ってみます。

弁財天を祀るお社みたいですね。

二宮金次郎像。

近寄っていいのか分からない場所だったので遠くからですが龍がいます。

屋根にも龍。

御澤の神鏡水。

最後に訪れたのは滋賀県東近江市の剣神社です。雪も収まり晴れてきました。

昔から下羽田にあった3つの神社(剣神社・春日神社・若宮神社)が、明治44年(1911年)3月25日に合祀され剣神社となりました。

狛犬さん、大正12年9月と台座に刻まれていました。子狛犬さんの、この体制を保つのは中々大変そうですね。

この岩にはどんないわれがあるのだろう。

本殿。

 

階段をのぼりきると鹿さんがいました。上の写真にも薄ら見えると思います。

本殿の彫刻。

脇障子。

参拝を済ませ階段を降りていると、これは御神木だったのだろうか。

先程は通らなかった参道の方の狛犬さんも見に行きました。

こちらにも子狛犬さんがいますね。

子狛犬さんの顔。

これは近くの公園。

晩御飯はマクドナルド。

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