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【noteはじめました】僕のマーケティングメモ:訪日シリーズ#1「インバウンドはやるべきでしょうか?」

 まず簡単の自己紹介をします。僕は中国に生まれ、2011年に高校卒業後に来日しました。最初はフリーターをやって、その後、ラーメン職人、フレンチレストラン料理人や大学生、転々と経験し、去年から外資系広告代理店でプランナーをしています。今は2年目です。

 なぜNoteを始めたのが、理由主に2つがあります。2年目の若手で仕事現場では、アウトプットできる機会はまだ少ないです。なので、自分が仕事の中に、仕事以外で勉強したものを、何かしらの形でアウトプットできたいいなと思いました。頭の中に雑乱しているものも、この場を借りて整理したいです。

 それと、2つ目の理由は、自分のデジタルアーカイブを増やしたいですね。私は広告業界で働いているが、正直人の前で自己PR苦手な人間です。まず自己PRできる実績もないです。なので、いつか僕という人間を興味を持ってくれて、検索する時に、この場所で僕を発見して、それで僕をもっと知れたらいいなと思いました。考え方はやや回りくどいかもしれません。(笑)

  それで、早速自分が「インバウンド マーケティング」について、自分の考え方を整理し、アウトプットしてみたいです。僕の仕事ではほとんど日本のマーケットが中心になっていますが、しかし、多くはないが、何人か友人が「出身関係」で中国マーケットやインバウンドマーケティングの話を聞きに来ます。僕も自分のできる限りに、調べたり、アドバイスしたりしています。なので、それは最初にまとめようと思いました。

  僕は調べている中に、「インバウンドとアウトプットを分けて考える企業は、大体うまく行かない。」という面白い現象が発見しました。しかし、それは何故だろう?

 まず、日本の企業の組織図を見てみよう。こちら某メーカーの組織図、日本国内の広告は「マーケティング部」をやっていて、海外の広告は「海外事業部」がやっています。それじゃあ、問題:インバウンド向けの広告はどこの部署やっているでしょうか?答えは「どこにもやっていない」です。

 じゃあ、なぜやらないの?原因は「広告費予算の出すところ」と「売上利益の達成目標」がズレているからです。

  「マーケティング部」の立場として、広告のターゲットは日本人になる。外国人ターゲットのインバウンドの話は、詳しい人材もいないし、さらに海外での施策はうちの部署の仕事ではないと思っています。一方、「海外事業部」の立場は、広告施策で生まれた売上は結局「国内売上」にカウントされるじゃないか?じゃあ、なんでうちの部署から予算で出さないといけないと思っています。ここにお互いに考えのズレ出て、結局「インバウンド案件」が誰もやらなくなってしまいます。

 「じゃあ、インバウンドやるのが本当に必要なのか?」答えは、会社や業種によるだと思います。既に海外マーケットに根付いている大手メーカーなら、海外でもバリバリ広告出しているし、税金など要らないので現地より低い価格で日本の棚に並んでいますし、正直わざわざインバウンド向けの施策をやらなくも、物は売れます。だけど、中堅ぐらい消費財メーカーでは、それができない。海外現地での広告予算はそんなに多くありませんので、インバウンドを起点としてコミュニケーションを築いていくのがかなり効率が良いだと思います。なぜなら、インバウンドも、アウトプットも同じ相手だからです。

 上記の図のよう、インバウンドのコミュニケーションのキーになるのは「日本のSNS・口コミ」になります。つまり、留学生のような日本に生活している人たちがキーパーソンで、彼らがSNS上の発信が越境し、「現地にいるターゲット」に影響します。さらに彼らの購入による「現地のSNS・口コミ」が増え、海外現地での売上にも繋げる。その口コミの越境による、良いコミュニケーション循環ができます。要は「AISASモデル」の越境バージョンです。

 もう少し簡単に言うと、「日本にいるターゲット」の「SHARE」が、「海外現地にいる」の「SEARCH」の材料になるからのです。

まあ、とりあえず一回目はここまで書きましょう!まだまだこれから連載する予定です! ↓

訪日シリーズ(仮):

1.「インバウンドはやるべきのかでしょうか?」

2.「観光客のカスタマージャーニーはどうなっているの?」

3.「日本でタッチポイントはどう仕掛けていくの?」

4.「海外のメディアはどうやって選ぶの?」

5.「クリエイティブはどうすればいいのか?」

こちらはあくまでメモと整理なので、お金を取るわけではいけない。面白いと思っていたら、スキとシェアして頂けるとても嬉しいです!



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