見出し画像

ゲームと鉄印帳と旅で鉄道を楽しもう ー25/3/3日記ー

駅メモ!というゲームを始めた。

正確には、再開したというべきか。東京に住んでいたときに一度ゲームを始めたのだが、一日で止めてしまった。東京の駅は地下鉄が多く、GPSが上手く作動しなくて中々目当ての駅に記録することができず、ゲームを始めた途端にやる気をなくしてアプリを消してしまった。

ゲームを再開したキッカケは、兵庫に引っ越してきたことと、駅メモRTAという狂った企画をやっているYouTuberを発見したことだ。

関西は地上部の駅が多いので、東京でモチベを失くしたGPSの精度が悪い問題もいくらか解消される。それでも、駅密集地帯では自分が居る駅をピンポイントで記録することが難しいのだが、そこまで正確に乗車駅を記録しなくてもいいやと思い始めたので、許容している。

駅メモ!はキャラを集めたり、バトルできたりするらしいが、その辺には興味が無い。チュートリアルの内容も忘れたので、どんな機能があるかすら把握していない。ただ、私は全国の駅を記録できればそれで良い。

鉄道に関連して、駅メモ!だけでなく鉄印帳も集めている。鉄印帳とは、御朱印帳の鉄道バージョンで、第三セクター路線で集めることができるスタンプラリーみたいなものである。

旅行がてら全国を巡ろうと思っているのだけれども、まだ二路線しか集めることができていない。第三セクター路線はどうしても地方を通っている場合が多いので、おいそれと行けるようなものではない。ゆっくり集めていこう。

鉄道の車窓を眺めるのが好きだ。自然豊かな景色を眺めるのも良いし、街並みを眺めるのも良い。ありふれた街並みであっても、よくよく観察すると面白い発見が色々とある。散歩と同じだ。ありふれた風景でも、自分の興味と観察しようする気概があれば、いくらでも楽しめる。鉄道の長旅とか苦ではない。ボーっと車窓を眺めて、飽きたら本を読んで、本に飽きたらまた車窓を眺める。この循環でいくらでも鉄道に乗ることができる。

鉄道の駅や車窓には興味があるけれど、電車の乗り物そのものには大して興味が無い。だから、私は鉄オタというより、旅が好きな人種なのだと思う。

社会人になってからというものの、日々の仕事に疲れて果てて、休日は家に引き籠ってばかりいた。だから私はインドア派の引き籠りなのだと思っていたけれど、それは仕事によって心を殺されていたからであり、本来、私は旅が好きな人種であることに最近気が付いた。色々な場所にあっちこっち行きたい。観光地を巡るのではなく、目的も当ても無く移動して、歩き回るような旅がしたい。

ただ、放浪したいわけではない。そこまで旅への欲求に突き抜けた人種ではない。家を持たない暮らしより定住する暮らしの方が落ち着く。丁度良い塩梅を探っていこう。今はもう少し生活に旅を取り入れたい。

さあ、今度はどこに行こうか。

いいなと思ったら応援しよう!