自分に投資するということについて
私がまだ自分自身のことに迷って、日々の生活の中で苦悩していた時のこと、相談に乗ってくれていた先生が、このセッションを受けるといいよと勧めてくれたりしていたのですが、当時の私にとっては、それは簡単に払える金額ではありませんでした。
私は内心、「この人は金儲けのためにそういう事を言っているのだろうか?」とか「人助けならもっと安い金額にしたらどうか?」などと思ったものです。
今ならわかりますが、結局人は「背水の陣」になって腹をくくらないと、今いる場所から新しい世界に動こうとはしません。
人間は一度「安定」を手に入れてしまうと、なかなかそこから動くことができません。
その「安定」が豊かで幸せなら特に問題もないのですが、苦悩に満ちた劣悪な環境であったとしても「安定」していて(つまりその状況がそれ以上良くもならないが、悪くもならないという状態)、そこに馴染んでしまっていると、より豊かで幸せな環境を手に入れる可能性があっても、そこに行こうとしません。
そのチャンスが目の前にあっても、最初から無理だと決め込んでいるので、チャンスに気づいていても動こうとしないし、それがチャンスであることにさえ気づきません。
特に「昭和生まれ」の世代は、ほとんどがインディゴチルドレンや、パイオニアインディゴと呼ばれるような、「抵抗する」性質をもって生まれた人たちです。
だから、チャンスがやってきてもつい「抵抗」してしまいます。
結局の所、この世代の多くは「死ぬような目」に合わないと自分を変えようとしません。それほど追い詰められないと、今いるところから動くことができないということでもあります。
(なので死ぬような目に合いたくない人は、今のうちから考え方を柔軟にしておいたほうがよいですよ)
どちらにしても決めるのは自分自身です。
自分の人生をもっと豊かで幸せなものにするか、今のままでよいとするか、決めるのは自分です。
ただ、ひとつだけはっきりとお伝えしたいことは、どんな人でも「ありのままの自分」で生きるようになれば、必ず豊かで幸せになれるように生まれてきているということです。
苦悩は「ありのままの自分で生きられない」というところから生じます。もし自分の人生に苦悩があるのだとしたら、それはありのままの自分で生きていないことを意味します。どこか無理していたり、取り繕っていたり、別の人になろうとして生きたいたりしているということなのです。
未来を決めるのは今の自分です
未来とは今の延長線上にあります。今、苦悩があるなら、未来にも苦悩があります。しかし、今、豊かで幸せだと信じて本気で信じて喜べるのだとしたら、未来は必ず豊かで幸せになります。
戦後、GHQは日本人の優れた国民性や強さの秘密が「信仰心」にあると思い、徹底的に信仰心をなくして物質主義になるような教育を行いました。
(少し前に、その教育プログラムを作成したアメリカ人の担当者が死ぬ前に、「あれは間違いだった」と言い残したそうです。)
このため日本人は、信仰心を失い、物質主義的になり、見えない世界への思いや敬意を失ってしまいました。そのため、意識が現実を創造しているなどと聞いても、そんなことはありえないと思ってしまいます。
西欧諸国の意識次元はすでに4次元領域にいますが、日本人は相変わらず3次元意識のままで生きています。
例えばヨーロッパでは、波動治療が盛んに研究され、臨床試験も行われ、確固とした治療法として医療の現場にも導入されているにも関わらず、日本では相変わらずインチキ療法だと言っています。この分野で日本は15年以上遅れていると言われています。
信仰心の大切さ
私は幸い、キリスト教の家庭で育ったおかげで「信仰心」を持つことができました。
そのため、まだ見ぬ未来をイメージして、それを引き寄せてくることができました。
私の育った家庭は決して豊かな家ではありませんでしたが、両親が「信仰」の力によって豊かさを引き寄せているのを見ることができました。
キリストは、「祈る時は、すでに叶ったと信じて祈りなさい」と教えています。
もうそれが手に入ったと宇宙に宣言するのです。
そうすることで、それが本当に実現します。
両親はそれを地で実践していました。
だから私もそれだけは実践するようになりました。
私はアスペルガーだったこともあり、どこか他の子と違っていたので、どこへ行ってもいじめの対象になったため、ものすごくたくさんトラウマを抱え、怒りと悲しみの感情を抱え、成人する頃にはとっても根暗な感じの人間になってしまっていました。それから30代になるまで、ひたすら苦悩の中に生きてきました。
それでも信仰心があったおかげで、未来は必ずよくなると思い、それを引き寄せるため、できることは何でもやりました。ただ、当時はまだ、今のように短期間で状況を改善できるメソッドが少なく、あっても非常に効果で手が届くものではありませんでした。
でも、とにかく歩みを止めないこと、一歩ずつできることに取り組んだことによって、だんだんと人生が改善されていき、それまで届かなかったものにも届くようになっていきました。
自分を磨くということ
人生は山登りのようなものです。
途中で諦めずに、歩みを止めなければ、必ず山頂にたどり着きます。
大事なことは、歩みを止めないことです。
止めればそこまでです。
腹をくくって、登ると決意するか、そうでないかです。
宇宙はあなたの本気度を見ています。
・私にはお金がない
・私には時間がない
・私には新しいことに取り組む余裕がない
・私は幸せにはなれない
・少々不満はあるけれど、私はこれで十分
etc...
これらの殆どは単なる思い込みに過ぎません。
自分でそう決めているだけです。
もちろん、今や、世の中にはただで手に入るコンテンツがたくさん出てきて、そこから多くのことを学ぶことができます。
私が鬱で苦しんでいた時は、いまのようにYoutubeとかありませんでしたから、簡単に情報を得ることはできませんでした。
しかし、今はチャンスに溢れています。
さまざまな素晴らしい情報が、ただで手に入る時代になっています。
自分の人生を改善するための道具がただで手に入ります。
しかし、ここにもう一つ乗り越えなければならないものがあります。
道具が手に入ったからといって、その上手な使い方を知らなければ、作り出せるものも作れないということなのです。
例えば、粘土を山から掘り出してくることは誰でもできます。しかしそれをこねて、形にして、窯で焼いて、美しい器を作れるようになるには、先人に習い、練習を重ね、失敗と成功を重ねて、自分自身を成長させていかなければなりません。
自分自身を磨くこともそれと同じです。
この世界においては、常にプロセスがあり、ものごとが成し遂げられるまでには、それなりの手間と、手順と、時間が必要です。
自分自身が豊かさの源泉であるなら、自分に投資することを怠ってはならないと思います。
それは単に好きなことをやって、楽しむことだけではありません。そんなことは貧乏人でもできます。
自分に投資するとは、自分を磨くこと、自分の才能や魅力を引き出し、いつでも最大のパフォーマンスを発揮することができるように、自分を律する力を手に入れるために、必要なノウハウを先人に習い、実行することです。
宇宙は永遠に成長し続けている
『ナルニア国物語』という児童文学があります。壮大なファンタジーの物語です。
最終章で、物質次元の苦悩から開放された主人公たちが、翼が生えたような軽やかな足取りで山に駆け上ります。
するとどうでしょう、この世で一番高いと思っていた山頂に立ってみると、その向こうには、もっと高い山がそびえており、そしてその後ろには、もっと高い山があり、さらにはるか向こうには、もっともっと高い山がそびえているのを目にします。どこまで行っても山登りが続くのです。しかし主人公たちは、もうネガティブな気持ちになったりしません。それがどんなに素晴らしい体験なのか学んだからです。
過去、私が苦労して到達してきたものは、今や簡単に到達することができます。
これから取り組む人は、より簡単に目標に到達することができるでしょう。
それでも、宇宙はあなたの本気度を見ています。
なぜなら、宇宙も成長しているからです。
人生の山登りが以前より簡単になったとしても、山が低くなることはありませんし、むしろ高くなっていきます。どこまでいっても挑戦は続くのです。
その覚悟があなたにはありますか?
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